日本の都道府県を巡る旅28 佐賀県

皆さんが勉強する「社会科」は世の中で起こっていること、歴史、地理など、普段の生活に結び付くとても楽しい教科です。

今日は、佐賀県から3か所をご紹介します。

  • 吉野ヶ里歴史公園
  • 嬉野温泉
  • 佐賀城

まずは、吉野ヶ里歴史公園です。

弥生時代の遺跡の中でも吉野ヶ里遺跡は、佐賀県神埼郡の旧神埼(かんざき)町・旧三田川(みたがわ)町・旧東脊振(ひがしせふり)村の3つの町村にまたがった我が国最大の遺跡で、弥生時代における「クニ」の中心的な集落の全貌や、弥生時代700年間の移り変わりを知ることができ、日本の古代の歴史を解き明かす上で極めて貴重な資料や情報が集まっています。
これらは日本の様子を記した最古の記録である魏志倭人伝に出てくる「邪馬台国」の時代を彷彿とさせるもので国の特別史跡にも指定されています。

次に、嬉野温泉を紹介します。

嬉野温泉は佐賀県の南部にあり、美肌の湯として有名です。
温泉街にはたくさんの旅館が並び、温泉に浸かると肌がすべすべになると言われています。
美しい自然に囲まれたこの場所は、訪れる人々に癒しを提供します。

最後に、佐賀城です。

本丸御殿とは、「城」の中枢部の建物でした。
みなさんが「城」と聞くと、石垣の上にそびえたつ「天守閣」を想像し、その最上階では、藩主が領地を見渡している姿を想像するのではないでしょうか。
しかし、あの「天守閣」は、物見櫓や倉庫に過ぎませんでした。
では、藩主が政治を行い、生活をしていたのはどこだったのでしょう。
それが、本丸御殿でした。
現在は、佐賀城本丸御殿の一部を復元した「佐賀城本丸歴史館」が佐賀城跡に建てられています。
当館は、日本で初めて本丸御殿を復元しており、2,500平方メートルの規模を誇ります。

これらの場所を紙の地図やインターネットで見つけてみるのも良いでしょう。いつか実際に訪れてみるのもおすすめします。

それでは、次回もお楽しみに!