こどもにスマホを持たせるタイミングや利用方法について悩む親御さんも多いでしょう。MMD研究所が実施した最新の調査結果を元に、こどもにスマホを持たせる年齢や通信サービスの選び方、親が懸念するポイントについて見てみましょう。

調査機関 :MMD研究所
調査内容 :子どものスマートフォン利用に関する調査
調査期間 :2024年6月14日~6月18日
調査対象 :高校生までの子どもを持つ親 6,000人

中学1年生が最多

調査によると、スマホを持たせるタイミングで最も多いのは中学1年生で、全体の26.4%を占めています。次いで中学卒業後(13.0%)、小学6年生(11.1%)となっています。

親が子どもにスマホを持たせる際に検討している通信サービスは、docomoが27.2%で最多、次いでY!mobileが14.0%、楽天モバイルが13.8%でした。親と同じ通信サービスを利用することで得られるお得感や、通信料金の安さが主な理由です。

ネット依存症といじめ

親が懸念する点としては、ネットやスマホ依存症(50.9%)、いじめなどのコミュニケーショントラブル(44.5%)、睡眠不足や生活リズムの乱れ(36.7%)が挙げられます。

子どもにスマホを持たせる理由としては、緊急時の連絡手段(55.6%)、子どもの居場所の把握(32.8%)、友達同士のコミュニケーション(28.2%)が主な理由です。

  • 子どもにスマホを持たせる最適なタイミングは中学1年生が最多
  • 通信サービスはdocomo、Y!mobile、楽天モバイルが人気
  • 親の懸念事項はネット依存症、いじめ、睡眠不足
  • スマホを持たせる理由は緊急連絡、居場所把握、コミュニケーション

あなたのお子さんにスマホを持たせるタイミングはいつが良いとお考えですか。
この記事で紹介したデータもご参考にされてください。特に、スマホ利用のルールや利用時間について事前にしっかりと決めておくことで、子どもの健全なスマホ利用をサポートすることができます。皆さんのご家庭ではどのようなルールを設けていますか?

以下は本記事のもとになったMMD研究所の調査報告ページです。

子どものスマートフォン利用に関する調査

MMD研究所は、高校生までの子どもを持つ親6,000人を対象に、2024年6月14日~6月18日の期間で「子どものスマートフォン利用に関する調査」を実施いたしました。