

社会・経済検定は、小学生から大人までが挑戦できる、経済を楽しく学ぶためのステップ式検定です。
6級[主な対象:中学生〜高校生]では、「投資の種類」「お金を守る方法や増やす方法」「消費や税金のしくみ」などを学びます。
日常生活とつながる経済知識を身につけながら、与えられた状況を適切に判断する力を養っていきましょう。
社会・経済検定6級サンプル問題
並び替え問題(投資信託)
問題:
投資信託の仕組みを正しい順に並べかえなさい。
① 株式や債券に分散して投資する
② 投資家からお金を集める
③ 利益を投資家に分配する
④ 専門家がまとめて運用する
a. ②→④→①→③
b. ④→①→②→③
c. ①→②→③→④
d. ③→②→④→①
正解・解説
a. ②→④→①→③
投資信託は、たくさんの投資家からお金を集めて専門家が運用します。株や債券に分散して投資することで、ひとつの会社が不調でも大きな損失を防げる仕組みです。
自分ひとりでは難しい投資を、専門家の力を借りて少額から始められるのが投資信託のメリットです。将来、資産づくりや老後の生活に備えるときの重要な選択肢になります。

空欄補充問題(支え合う仕組み)
問題:
「年金」「医療」「介護」などを含む仕組みを( a )と呼びます。
これは国民の生活を守るために整えられています。
老後や病気のときに( b )として国民を支える制度です。
(a)(b)に当てはまる正しい組み合わせを選びなさい。
1. a. 税制 b. 収入源
2. a. 社会保障 b. 生活の支え
3. a. 保険制度 b. 貯金
4. a. 公共事業 b. 暮らしの守り
正解・解説
2. a. 社会保障 b. 生活の支え
社会保障は、病気やけが、老後など「誰にでも起こりうるリスク」をみんなで助け合う仕組みです。働いているときに払う年金や保険料は、困っている人の生活を守る財源になります。
個人の貯金だけでは対応できない大きなリスクに備えられるのが社会保障の強みです。知っておくことで「なぜ税金や保険料を払うのか」が理解でき、将来の自分の生活設計にも役立ちます。

おわりに
6級は、投資や社会保障など「お金と社会の仕組み」を考える入り口となる問題が中心になります。 ニュースや日常生活とつながるテーマが多く、将来のお金の使い方や社会のしくみを考えるヒントになります。
ここで学んだことを、高校や大学での経済学習、また大人になってからの投資や生活設計にも役立ててくださいね。
社会・経済検定のご紹介
社会・経済検定は、小学生から大人まで学び直しにも使える検定試験です。
- 級:10級(推奨:小学生・中学生)から1級(推奨:大学生・社会人)まで10段階
- 対象者:小学生中学年~中学生~高校生~大学生・社会人
- 試験形式:級ごとに選択式や記述式、3級以上は面接(オンライン二次試験)あり
- 時事問題:最新の社会・経済ニュースを題材に出題
- 学び直し:学校の学習指導要領にも対応し、大人のリカレント教育にも最適
