

合格を掴む!大学受験費用編
このシリーズでは、大学受験についてや、大学についてお伝えしていきます。一緒に学んでいきましょう。
今回のテーマは「【大学受験】合格を掴む!大学受験費用編」です。
受験にいくらかかるの?4つの費用でまるわかり!
「大学受験にかかる費用ってどれくらい?」という質問をよく受けます。ここでは、大きく4つの項目に分けて概算をご紹介します。参考になれば幸いです。

- 予備校・塾の費用
- 国公立大学の一般受験費用
- 私立大学の一般受験費用
- その他にかかる費用
【予想以上?】高校生の塾・予備校費用の相場とは
まずは塾・予備校の費用についてです。学年によって差はありますが、私が以前、大手現役予備校の校舎長をしていた際の年間提案額(講習費用含む)を目安としてご紹介します。
• 高1:¥600,000~¥800,000/年
• 高2:¥600,000~¥800,000/年
• 高3:¥800,000~¥1,200,000/年
志望校(国公立・私立または志望学部)によって金額に変動があります。あくまで目安としてご参考ください。
また、塾・予備校によって一括払いや月払いの制度も異なるため、事前に各校へ問い合わせして確認しましょう。
【国公立編】共通テスト+私立+二次試験でどうなる?
国公立大学を志望する場合、多くの受験生が私立大学も併願し、安全校を確保した上で、国公立大学の二次試験を受験するケースがほとんどです。以下はそのおおよその費用です。
• 共通テスト:¥18,000(3教科以上)
• 私立一般受験:約¥35,000(1回分)※平均6回受験される方が多い
• 国公立二次試験:約¥17,000(1回分)
合計:約¥245,000(私立一般受験6回分を想定)
※このほか、宿泊費や交通費も必要になります。
【私立編】受験回数がカギ!かかるお金の全体像
私立大学を第一志望にする場合も、受験回数や方式によって費用は変動します。
• 共通テスト:¥18,000(3教科以上)
• 私立一般受験:約¥35,000(1回分)※平均6回受験される方が多い
合計:約¥228,000(私立一般受験6回分を想定)
※こちらも、別途宿泊費・交通費が必要となります。
【見落とし注意!】その他にかかる費用のチェックリスト
進学先によって費用は大きく変動します。国公立志望でも、私立併願の準備が必要な場合があります。
• 納入費用一時金(入学金相当):約¥200,000(大学により異なります)
※合格発表から約1週間以内に納入締切が設定されることが一般的です。
【年間授業料の目安】
• 国立大学:¥535,800
• 公立大学:¥536,191
• 私立大学:¥959,205
【一人暮らしにかかる初期費用の目安】
• 下宿先の費用:約¥200,000~¥300,000
• 引っ越し費用:約¥100,000
• 家具・家電など:約¥100,000
※県内進学の場合は通学用の定期代などが必要になります。
まとめ
今回は大学進学にかかる費用について解説しました。塾・予備校の費用は工夫次第で調整可能です。志望校の情報を早めに収集し、入試要項や大学HPを確認することで、計画的な受験準備が可能になります。
お知らせ
オンライン大学受験予備校JADEでは、「無料進学相談」を実施しております。
「塾・予備校費用を下げたい」「進路がなかなか決まらずに悩んでいる」など高校生の方のお悩み事がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
記事作成者

赤川 聡 (Satoshi Akagawa)
オンライン大学受験予備校 JADE
大学卒業後から現在に至るまで教育業界に従事し、中学受験、高校受験、大学受験部門にて指導。校舎長、新規事業部立ち上げおよび事業部長、執行役員などを経験。長年の指導経験に基づいた、生徒一人ひとりに合わせた指導力が強み。