理科・科学の楽習⑫ 地学「手作り雨量計」

今回は自宅でできる地学の楽しい工作をご紹介します。
地学とは、地球やその自然現象を学ぶ科学です。

工作名:「手作り雨量計」

必要なもの:
・中が見える柱型の容器(綿棒の空き容器など)
・濡れても良い平らなもの(プラスチックトレーなど)
・両面テープ(大きめの粘着テープでも良い)

手順:
これらを固定するだけで、手作りの雨量計の出来上がりです。庭やベランダに置いて、容器にたまる水の量をはかります。

天気予報等でよく登場する「降水量」とは、降った雨がどこにも流れ出る事はなく、その場所にたまった場合の水の深さを表し、単位はmm(ミリメートル)が使われます。1時間にたまった水の深さで雨の強さを表現しています。

1時間の降水量が10~20mmは予報用語では「やや強い雨」と言われ、ザーザーと降る、地面からの跳ね返りで足元がぬれる、降水量が20~30mmは「強い雨」と言われ、どしゃ降り、傘をさしていてもぬれるなど人が受ける影響も変わります。

お天気.comより

梅雨は明けましたが、台風到来のシーズンが近づいてきました。毎日、雨量をはかり、多くの水が溜まってきたら、ご家族やお友達に「危険」をお知らせして、みんなで安全を確保しましょう。

それでは、次回もお楽しみに!