こども経済メディア キッズノミクス で紹介したニュース記事から、一定期間におけるアクセス上位記事や、世間で話題となったニュース記事を紹介します。
ぜひお子様と一緒に読んで、会話のきっかけや「どう感じるか?どう考えるか?」を聞いてみてください。

  1. 初任給が爆上がり!? 2026年卒の最新ランキング
  2. 富士山登山が変わる!2025年から入山料4,000円・事前登録が必須に
  3. ートレース高額当選で7700万円脱税!なぜバレる?
  4. ディズニー1デーパスポートがもらえる!オリエンタルランド65周年記念の特別株主優待
  5. SNSや広告に影響されてない?「みんな使ってる」に隠された認知バイアスのしくみ

初任給が爆上がり!? 2026年卒の最新ランキング

2026年に社会へ飛び出す新卒たちの平均初任給は、ついに21万6,621円と過去最高を更新しました。物価が上がり続けるなか、企業は優秀な若手を確保するため給与を引き上げる競争を激化させています。特に医療やIT、商社といった高収益の業界では30万円前後の初任給を提示する企業も珍しくありません。
一方で「給料が高ければ安心」という単純な話ではなく、既存社員との不公平感や企業の人件費負担という課題も浮上しています。最近は住宅手当や奨学金返済支援など“第二の給料”とも呼ばれる福利厚生を充実させ、家計を支えるサポートを用意する会社が増加中です。
お子様の将来を考えるうえで、数字の大きさだけでなく働きやすさや総合的なサポート体制にも目を向けることが大切です。

富士山登山が変わる!2025年から入山料4,000円・事前登録が必須に

2025年から静岡県側の富士山に登るには、事前にアプリで登録し、入山料4,000円を支払う必要があります。これまで任意だった協力金を義務化することで、環境保護や登山者の安全対策に使う資金を安定して確保するのが目的です。
夜間の無理な登山を防ぐため、時間帯によっては山小屋の予約も必須となりました。混雑の緩和や外国人観光客への対応強化など、デジタル管理を活用した新しい運用が始まっています。
観光地の持続可能性と世界遺産としての価値を守るための取り組みです。家族で富士登山を考える方にとって、安全で学びのある体験になるかもしれません。

パンダが消える日:中国との外交と動物園の再出発
もし動物園の人気者・パンダがいなくなったら、どんな影響があるのでしょうか。和歌山のアドベンチャーワールドにいる4頭のパンダが中国に返還され、日本で見られるのは上野動物園だけになります。そしてそのパンダたちも、2026年までにいなくなる予定です。
実はパンダはすべて「中国からのレンタル」であり、外交の象徴でもあります。返還によって動物園や地域の観光経済は打撃を受ける可能性があり、関係自治体は新たな観光資源の打ち出しに取り組んでいます。
動物を通して、国際関係や地域経済について考えるきっかけになる話題です。

記事作成者

清水 裕矢

株式会社Progress CFO / 一般社団法人こども未来投資プロジェクト 代表理事

学習塾講師等を経て、2006年に外資系産業ガス企業で財務経理・人事総務責任者となる。以降複数企業にて財務経理責任者やCFOを歴任。現在も複数企業の会計アドバイザー等を務める。社会・経済探究・金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
2023年11月30日に「キッズノミクス -クイズで学ぼう、お金と経済-」を発売。