子育て世代の皆さん、お子さんはどれくらい自分に自信を持っていると思いますか?
今回の調査では、高校生694人が「自己効力感」について答えました。勉強や友人関係、保護者の励ましが子どもたちの自信にどんな影響を与えているのか、一緒に考えてみませんか?ぜひ親子の会話のきっかけとしてお役立てください!

  • 調査期間:2024年11月12日—11月14日
  • 調査方法:インターネット調査
  • 有効回答数:694人(男子252人、女子433人、回答しない9人)
  • 調査元:スタディサプリ編集部

高校生の73.2%が「自分ならできる!」と回答

694人の高校生を対象にした調査では、10人中7人以上が自分に自信を持っていると答えました。特に勉強で良い成績を取った経験や周囲の声掛けが自信に大きな影響を与えているようです。

自信を持つ要因は?

調査結果から、自信に影響を与える主な要因が明らかになりました。

  1. 勉強で成果を上げた経験
  2. 周囲からの励ましの言葉
  3. 部活動での成功体験

頑張っていることが自信の基盤に

回答者の92%が、現在何かしら頑張っていると回答。その中でも、勉強や受験準備に打ち込んでいる高校生が多い傾向が見られました。

自信に影響を与える人

高校生が自信を持つために影響を受けた「人」について、次の結果が得られました。

  • 1位:高校のクラスメイト・友人
  • 2位:保護者

友人からの「○○ならできる」という具体的な言葉が、特に自信を後押ししているようです。このような言葉は、身近な人からの信頼や期待を感じさせるため、子どもたちの自己肯定感を高める効果があると考えられます。一方で、保護者からの「頑張ってるね」という励ましも、努力を認めてもらえることで大きな影響を与えています。

自信を失うきっかけ

友人や保護者からの言葉が自信喪失の原因になることも。回答者の43.5%が、保護者からの否定的な言葉で自信を失った経験があると答えました。

自信を失った際の対処法として、最も多かったのは「いったん寝る」という回答。3人に1人がこの方法を選びました。心理学の観点では、睡眠は感情をリセットし、気持ちを整理する助けとなるため、効果的な方法とされています。

高校生の90%以上が、受験に「自分ならできる」という自信が必要だと回答しました。その理由には、「自信がモチベーションや集中力を高める」ことが挙げられています。

  • 高校生の73.2%が自信を持っていると回答
  • 勉強や部活、周囲の声掛けが自信の大きな要因に
  • 自信を失った際の対処法は「いったん寝る」が最多
  • 受験には自信が必要だと感じている高校生が90%以上

お子さんにとって、自信はどのように育まれているでしょうか?親としての言葉掛けや環境づくりが、こどもの未来に大きく影響を与えます。日常の中で、頑張りを認める声掛けを意識してみるのはいかがでしょうか?

以下は本記事のもとになったスタディサプリの記事です。