今年の夏、みなさんの家庭の電気代はどうなりそうですか?家計簿アプリZaimを運営する株式会社くふうカンパニーの調査によると、2024年7月の電気代は約5割の家庭で「大幅に上がる見込み」とされています。
みなさんもエアコンを長時間使用しているのではないでしょうか?政府の電気料金補助も再開されますが、その効果はどの程度期待できるのでしょうか?

調査テーマ:「2024年 夏の電気代」に関するアンケート
調査調査エリア:全国調査
対象者:Zaimユーザー 1,782名
調査期間:2024年7月26日(月)〜7月27日(火)
調査方法:インターネットによる調査

くふうカンパニー プレスリリースより
くふうカンパニー プレスリリースより
7月の電気代が急増

調査によると、2024年7月の電気代(8月請求分)は、約5割の家庭で前月と比較して「大幅に上がる見込み」と回答されています。平均見込み金額は3,955円で、多くの家庭がこの増加を「仕方ない」と受け入れている一方で、約4割の家庭が出費の増加に不安を感じています。

エアコンの使用時間と地域差

エアコンの1日の使用時間には地域差があり、九州地方が最も長く15.9時間、次いで関東地方が15.6時間、四国地方が14.4時間と続きます。特に夜間のエアコン使用が顕著で、全体の約8割が毎晩エアコンを使用し、そのうち約8割が朝までつけっぱなしという結果でした。

「酷暑乗り切り緊急支援」の再開

2024年8月から再開される政府の電気代補助「酷暑乗り切り緊急支援」について、詳細を把握しているのは2割程度ですが、多くの家庭がこの補助を歓迎しています。ただし、補助期間が短いことへの不満もあり、補助の効果が限定的であると感じている家庭も少なくありません。

  • 電気代が大幅に上がる見込み:7月の電気代は多くの家庭で急増
  • エアコン使用の長時間化:特に九州地方での使用時間が最長
  • 政府の補助への期待と不満:補助は歓迎されるが、期間が短いことが課題。

以下は本記事のもとになった株式会社やる気スイッチグループのプレスリリースです。

【Zaim調査】猛暑で2024年7月(8月請求分)の電気代は約5割が「大幅に上がる見込み」、8月再開の政府補助に期待の声も | 株式会社くふうカンパニーのプレスリリース

株式会社くふうカンパニーのプレスリリース(2024年8月2日 16時34分)【Zaim調査】猛暑で2024年7月(8月請求分)の電気代は約5割が「大幅に上がる見込み」、8月再開の政府補助に期待の声も