日本の都道府県を巡る旅32 茨城県

皆さんが勉強する「社会科」は世の中で起こっていること、歴史、地理など、普段の生活に結び付くとても楽しい教科です。

今日は、茨城県から3か所をご紹介します。

  • 偕楽園(かいらくえん)
  • 大洗(おおあらい)海岸
  • 筑波山(つくばさん)

まずは、偕楽園(かいらくえん)です。

偕楽園は水戸市にある日本三名園のひとつで、江戸時代、水戸藩九代藩主・徳川斉昭(なりあき)によって造園されました。
「偕楽園」の名前には、領内の民と偕(とも)に楽しむ場にしたいと願った斉昭の想いが込められています。特に梅の花で有名です。
春になると、たくさんの梅の花が咲き、とてもよい香りが広がります。
園内をゆっくり歩くと、自然の美しさを感じられます。

次に、大洗(おおあらい)海岸です。

大洗は茨城県の東に位置しており、那珂川河口より南に広がる沿岸の小さな町で、海、川、湖に囲まれた水郷地帯です。
町の東側は新生代につくられた大洗層がジオサイトとして露出した岩礁と、堆積した砂丘により海岸線が形成され、そこに太平洋の豊かな波が打ち寄せて、心を洗うような水の環境音が響いています。
「アクアワールド茨城県大洗水族館」ではサメやイルカを見ることができる人気スポットです。

最後に、筑波山(つくばさん)です。

筑波山は、古くから「西の富士、東の筑波」と愛称され、朝夕に山肌の色を変えることから「紫峰」とも呼ばれています。
標高は877mです。登りやすい山として知られており、「日本百名山」の中で最も低い山です。
小学生でも登山を楽しめます。ロープウェイもあるので、山の上からの景色を気軽に楽しむこともできます。
秋には紅葉もきれいです。

これらの場所を紙の地図やインターネットで見つけてみるのも良いでしょう。いつか実際に訪れてみるのもおすすめします。

それでは、次回もお楽しみに!