日本の都道府県を巡る旅22 石川県

皆さんが勉強する「社会科」は世の中で起こっていること、歴史、地理など、普段の生活に結び付くとても楽しい教科です。

今日は、石川県から3か所をご紹介します。

  • 兼六園
  • ひがし茶屋街
  • 能登半島

まずは、兼六園です。

兼六園は金沢市にある日本庭園で、岡山の後楽園、水戸の偕楽園と共に「日本三名園」の一つと称される、江戸時代の代表的な林泉廻遊式庭園です。
四季折々の自然が楽しめるこの庭園では、春には美しい桜が、秋には色鮮やかな紅葉が見られます。池や石橋、茶屋もあって、歩いているだけで心が和みます。

兼六園 霞ヶ池と内橋亭

次に、ひがし茶屋街を紹介します。

ひがし茶屋街は、江戸時代に茶屋(お茶を楽しむ場所)として栄えた地区で、今もその当時の風情を感じさせる建物が多く残っています。
重要伝統的建造物群保存地区で、保存地区内の建築物140のうち約3分の2が伝統的建造物となっています。風情ある街並みを歩いていると、昔にタイムスリップしたような気持ちになります。お茶屋で抹茶を味わうのもおすすめです。

ひがし茶屋街

最後に能登半島です。

日本海に突き出た能登半島は、日本海の荒波にさらされる外浦と波穏やかな七尾湾に面する内浦、そして世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」の豊かな自然に囲まれています。
ユネスコ無形文化遺産に認定される文化・祭礼、里山里海によってもたらされる食の恵み、輪島塗を代表とする伝統工芸など多くの人を引きつける魅力であふれています。地元の祭りや伝統工芸も体験できるので、文化に触れることができます。

能登の里山里海

これらの場所を紙の地図やインターネットで見つけてみるのも良いでしょう。いつか実際に訪れてみるのもおすすめします。

それでは、次回もお楽しみに!