日本の都道府県を巡る旅13 鹿児島県

皆さんが勉強する「社会科」は世の中で起こっていること、歴史、地理など、普段の生活に結び付くとても楽しい教科です。

今日は、鹿児島県から3か所をご紹介します。

  • 桜島
  • 指宿いぶすき
  • 知覧ちらん

まずは、桜島です。

鹿児島のシンボルといわれる桜島は、北岳・南岳の2つが合わさる複合活火山で、今も噴煙を上げ、灰を降らせている世界的に珍しい火山です。高さ1,117メートル、周囲約52キロ、面積約80キロ平方メートルで、大正3年の噴火では大隅半島と地続きになりました。昭和29年に県の名勝に指定されています。

桜島から鹿児島市を見ると、とても美しい景色が広がっています。桜島には遊歩道もあるので、歩いて火山の自然を感じることができます。

桜島
©ken.n.miffy.752

次に紹介するのは、指宿いぶすきです。

指宿は砂むし温泉で有名です。砂むし温泉は、砂浜に掘った穴に入り、熱い砂をかぶって温まる温泉です。この不思議な温泉は、体がポカポカに温まり、健康にも良いとされています。砂風呂の効果や効能は、一般的な入浴の3倍近い発汗作用があるといわれ、たくさんの汗とともに大量の老廃物を排出します。デトックス・ダイエット効果に注目が集まっています。

指宿天然砂むし温泉

最後に、知覧ちらんです。

知覧は特攻平和会館があることで知られています。第二次世界大戦末期の沖縄戦において特攻という人類史上類のない作戦で、爆装した飛行機もろとも敵艦に体当たり攻撃をした陸軍特別攻撃隊員の遺品や関係資料を展示しています。

また、知覧には美しい日本庭園もあり、静かに散策することができます。

知覧特攻平和会館
© P.K.N

これらの場所を紙の地図やインターネットで見つけてみるのも良いでしょう。いつか実際に訪れてみるのもおすすめします。

それでは、次回もお楽しみに!