日本の都道府県を巡る旅11 岡山県
皆さんが勉強する「社会科」は世の中で起こっていること、歴史、地理など、普段の生活に結び付くとても楽しい教科です。
今日は、岡山県から3か所をご紹介します。
- 岡山城
- 倉敷美観地区
- 吉備津神社
最初に、岡山城です。
岡山城の外壁は黒塗りの下見板で覆われていて、「烏城(うじょう):「う」はカラスの意味」とも呼ばれ、その黒く輝く外観が特徴です。
今の岡山城付近には旭川の流域に岡山、石山、天神山という3つの丘がありました。その石山にあった城を手に入れて本拠地とし、岡山の地を戦国の表舞台に立たせたのは宇喜多直家でした。その子の秀家は、岡山の丘に本丸を定め、今に残る岡山城を築きました(1597年天守完成という)。
城の中に入ると、昔の武士が使っていた道具や、城の歴史について学ぶことができます。城の隣には後楽園という美しい日本庭園もあり、四季折々の風景を楽しむことができます。
次に、倉敷美観地区を紹介します。
倉敷美観地区は、白壁の蔵屋敷、なまこ壁、柳並木など、趣ある景観が楽しめます。伝統的な建物が作り出す町並みや、倉敷川沿いのレトロモダンな風景が、世界中の人を魅了し続けています。
「倉敷帆布」「倉敷デニム」といった倉敷ブランドが揃うおしゃれなショップや、町家を改装したカフェなどが軒を連ね、1年中たくさんの観光客で賑わいをみせています。散策するだけで心が和むエリアです。
最後に、吉備津神社です。
吉備津神社は岡山県に古くからある神社で、あの桃太郎のお話のもととも云われる温羅(うら/おんら)退治のお話が伝わっている歴史的な場所です。
広い境内を歩いていると、時代を超えた神秘的な雰囲気を感じることができます。
これらの場所を紙の地図やインターネットで見つけてみるのも良いでしょう。いつか実際に訪れてみるのもおすすめします。
それでは、次回もお楽しみに!