第44回 音読(すらすら読めること)は学習の前提|教育コラム “理論と実践”
文部科学省では「音読」について多くの情報が公開されています。その中から「すらすら読み」の箇所を以下にまとめました。 文部科学省が公開している「音読」 <すらすら読み/回数記録> すらすら読めることは「学習の前提」であり、 […]
第43回 菊を作るように子どもを教育してはならない|教育コラム “理論と実践”
『教え方のプロ・向山洋一全集⑫家庭教育の指針』(明治図書)には、「子どもを育てるポイント」として以下が記載された章があります。 今から300年以上前に江戸時代の儒学者である細井平洲さんが「教育」について次のように言ってい […]
第42回 より良くワーキングメモリを働かせるために|教育コラム “理論と実践”
ひらがな、カタカナや漢字、数字の読み書きができる、たし算ができる、時計が読める、九九が言えるなど、小学校の内容を先取りしていることはとても重要なことです。しかし、次のように、学習そのものに参加ができないことにより、つまず […]
第41回 「思考のレベル」を評価する時代へ|教育コラム “理論と実践”
『受験と進学の新常識』(おおたとしまさ著, 新潮新書)には、「世界標準の思考力」として首都圏中学模試センターが公開している「思考コード」が紹介されています。 知識や思考力という概念に枠組みを与える試みとして海外(特に欧米 […]
第40回 むやみに褒めるのはマイナス効果?|教育コラム “理論と実践”
『ほめることは効果がありますか?』 という問いに対して、心理学博士の榎本博明さんは次のように答えています。 10~12歳の子どもに簡単な知能テストのような課題をやってもらい、終了後に3つのグループにわけて褒めてみました。 […]
第39回 大人が知っておきたい「微細運動障害」|教育コラム “理論と実践”
『取り戻せ!教育力』(向山洋一著)には、「教師が絶対に理解しておくべきこと」として、『「できない子」のかなりの割合を発達障害の子どもが占めている事実』を挙げています。 個人差があることをことわったうえで、ADHD(注意欠 […]
第38回 知識の量と活用|教育コラム “理論と実践”
大学入学試験の「共通テスト」が変化をしています。下は、2021年「共通テスト」の英語科の問題です。英語科では、従来の発音や単語の問題は出題されなくなっています。 変化した一例が以下のスマホによるメールのやり取りです。bl […]
第37回 テストは記憶の定着を促す|教育コラム “理論と実践”
あることを正確に覚えているかどうかを調べる記憶テストは、私たちが既に学んだ内容を長期記憶から呼び出す(想起する)練習になるため、効果を持ちます。 このテスト効果は、レディガーとカルピックによって報告されています。大学生を […]
第36回 PISA2021 Creative Thinking Framework|教育コラム “理論と実践”
学習到達度調査(Programme for International Student Assessment, PISA)は、経済協力開発機構(OECD)による国際的な生徒の学習到達度調査のことです。15歳の生徒を対象に […]
第35回 成績アップに「音読」を|教育コラム “理論と実践”
国語を得意にするうえで最も重要なこととは何でしょうか?それは、最後まで文章を読みきることです。国語の読解問題では、文章の内容を正しく読み取り、設問に正しく答えることが求められるからです。しかしすべての受験生が読解問題を解 […]