

【総合型選抜・学校推薦型選抜】合格を掴む!面接<所作>20選 後半編
このシリーズでは、大学受験や大学についてお伝えしていきます。一緒に学んでいきましょう。
今回のテーマは「【総合型選抜・学校推薦型選抜】合格を掴む!面接<所作>20選 後半編」です。
面接対策に関しては、過去の記事も是非ご参考にしていただけましたら幸いです。
【総合型選抜・学校推薦型選抜】合格を掴む!面接対策①
【総合型選抜・学校推薦型選抜】合格を掴む!面接対策②
【総合型選抜・学校推薦型選抜】合格を掴む!面接対策③
面接では「所作」も勝負を分ける!

前回は、着席までの流れをお伝えしました。
今回は後半編として、面接中〜退室までを記載します。自分が話している姿を客観的に見る機会は多くありません。映像を録画して見直し、繰り返し練習していきましょう。これだけでも大きく成長できます。
【面接中】言葉以上に気を付けるべき所作
- 1.「手の位置」にも気を配ろう!
男女で所作が少し異なります。男性は軽く握り拳をつくり膝の上に置く、女性は膝上で手を軽く重ねると良いでしょう。緊張で手に力が入り、無意識に動いてしまう生徒がいます。面接官からは「ゴソゴソ動いている」ように見え、気になります。 - 2.「まっすぐな視線」で自信をアピールしよう!
話す時も聞く時も、面接官の目(眉間や鼻のあたりでも可)をまっすぐ見ます。自信と誠実さを伝えられます。下を向きがち、目が泳ぐ、視線が落ち着かない——これらはすべて印象を下げます。自分の特性を把握しましょう。 - 3.「深めの相槌」で理解していることを示そう!
面接官が話している時は、首を軽く縦に振って理解していることを示します。緊張で内容が入ってこないこともありますが、一つひとつ理解し、不明点は質問して理解を深め、確実に回答できるようにしましょう。 - 4.話す時の「ジェスチャーは最小限に」しよう!
身振り手振りは熱意の表れですが、大きすぎると落ち着きがない印象になります。使う場合も胸の高さまでに留めます。普段からジェスチャーが多い生徒は要注意。自分の癖を把握し、意識するところから始めましょう。 - 5.「足は組まない・動かさない」は最低限のマナー!
貧乏ゆすりは論外です。両足を床にしっかりつけ、動かさないように意識します。かかとを床につけるだけでも落ち着きます。足を組まない、揺らさない、広げすぎない——座る姿勢にもこだわりましょう。
【退室】最後まで気を抜かない締めくくり
- 1.「立ち上がる前の一礼」で印象を残そう!
面接終了を告げられたら、座ったまま面接官の目を見て「ありがとうございました」と述べ、一礼します。ここは印象に残る場面です。意外とできていない生徒が多いので注意しましょう。 - 2.起立後、椅子の横で「深く一礼」して感謝を伝えよう!
立ち上がって椅子の横に移動し、面接官の方を向いて「失礼いたします」と述べ、背筋を伸ばしたまま深々と最敬礼をします。気を抜いていないかどうか、一目で分かる場面です。 - 3.ドアの前で再度「向き直って一礼」!
ドアの前まで進んだら、面接官の方へ向き直り、「失礼いたします」と会釈してから退室します。ここでも面接官に目線を配る余裕を持ちましょう。下を向くと印象が弱まります。最後まで印象良く終えましょう。 - 4.「静かな退室」で締めくくろう!
入室時と同様、ドアノブに手を添え、静かにドアを閉めます。音を立てないことが大前提です。扉一つでも丁寧さは伝わります。最後まで気を張っておきましょう。 - 5.建物を出るまで「姿勢」を崩さない!
面接室を出てもすぐに気を抜かないこと。誰に見られているか分かりません。建物を出るまで姿勢を保ちましょう。大声で話す、だらっとするのは厳禁です。評価の場として最後まで最善を尽くしましょう。
一連を通してのマインド

「礼」に始まり「礼」に終わる
「礼」の仕方一つで見られ方は変わります。所作は印象を左右します。誠実に見られたいのか、だらしなく見られたいのか——所作がその分かれ目です。高校生はまだ不十分な場合も多いので、時間があるなら前半・後半のチェック項目を一つずつ確認してください。きっと良い結果につながるはずです。
まとめ
11月に入り、総合型選抜・学校推薦型選抜の面接が増えてきます。私の生徒からも、すでに合格の知らせが届いています。ブログでお伝えしている内容を一つずつ実践してくれています。焦る必要はありません。段階を踏んでいきましょう。

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記事作成者

赤川 聡 (Satoshi Akagawa)
オンライン大学受験予備校 JADE
大学卒業後から現在に至るまで教育業界に従事し、中学受験、高校受験、大学受験部門にて指導。校舎長、新規事業部立ち上げおよび事業部長、執行役員などを経験。長年の指導経験に基づいた、生徒一人ひとりに合わせた指導力が強み。
