理科・科学の楽習④
地学「手作り水循環モデル」
今日は自宅でできる地学の面白い観察活動を紹介します。地学は、地球の岩石や水、空気、自然現象を学ぶ科学です。
実験名:「手作り水循環モデル」
必要なもの:透明なプラスチック容器、小石、土、水、ビニール袋、ゴムバンド、植物の葉っぱ
作り方:
- プラスチック容器の底に小石を敷いて、その上に土を少し入れる。
- 水を1.の容器に少し加えて、土が湿る程度にする。土に葉っぱを乗せる。
- ビニール袋を開けて容器の上にかぶせ、ゴムバンドで固定する。(このビニール袋が「雲」の役割をします)
- 容器を窓辺に置き、日光に当てる。
日中、水蒸気がビニール袋に集まり、冷えて水滴になります。これが「雨」が降る仕組みです。
この実験では、日光の熱で土の水が蒸発し、それが冷えて水滴となり、再び水として戻る「水循環」を模擬的に見ることができます。地球上の水はこのようにぐるぐると循環しているのですね。
地学は、地球の不思議な現象を学ぶ楽しい学問です。この実験を通じて、自然がどのように働いているかを体験してみましょう。
それでは、次回もお楽しみに!
こちらの動画でも、水の循環について学べますよ。(国土交通省制作)