こども経済メディア キッズノミクス で紹介したニュース記事から、毎週1週間でアクセスが多かったり、世間で話題となったニュース記事を紹介します。
ぜひお子様と一緒に読んで、会話のきっかけや「どう感じるか?どう考えるか?」を聞いてみてください。

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トランプ氏勝利確定?経済政策と日本への影響を考えよう

アメリカ大統領選挙は、事前予測よりもかなり早い段階でトランプ氏勝利が報道されました。トランプ氏の経済政策が日本に大きな影響を与える可能性があります。
アメリカ国内大企業への減税と輸入品への関税強化により、アメリカ国内産業が強化される一方、日本の自動車産業にはマイナスの影響が懸念されます。アメリカの金利政策は為替市場に影響を与え、日本経済に波及する可能性があります。
また、トランプ氏の「アメリカ第一」政策は日本にさらなる負担を求めるかもしれません。アメリカの経済政策は私たち日本に住む家庭の経済状況にも影響するため、ニュースなどを通じて今後の日本経済について、会話をしてみませんか。

その他、苦しい日産:業績90%減少と9,000人リストラ へのアクセスが増えています。
日産は業績悪化により9,000人のリストラとコスト削減を実施し、経営再建を目指しています。他の自動車メーカー、トヨタやホンダも苦戦しており、特に電気自動車への対応や為替の影響が課題です。また、トランプ氏の関税政策が輸出に打撃を与える可能性も高く、自動車業界全体に不安が残ります。

また、賃金アップでついにストライキが終わった!ボーイングを待つ苦しい現実 もよく読まれました。
ボーイングの労働者が50日間のストライキで賃上げとボーナスを勝ち取りましたが、財務状況の悪化や生産の遅れなど課題が残ります。今回のストライキは働く人たちの声が企業にどう影響を与えるかを示したものです。お子様と労働者と会社の関係について考えるきっかけにしてみてください。

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その他の話題やアクセスが多かった記事として「理数科目が苦手?全国学力テストでわかった学び方の工夫」が挙げられます。
全国学力・学習状況調査の結果、理科や算数に「興味がある」と答えた女子生徒の割合が男子より低いことがわかりました。この興味の差は、経済学部など理数系分野への進学選択にも影響を与えている可能性があります。専門家は、日常生活に結びつけた学びを通じて、女子も理数系に関心を持ちやすくすることが重要だと指摘しています。ICT機器の活用や、友だちと学ぶ活動も成績向上に役立つとされています。家庭でも、身近なテーマで理数の話題を取り入れることが、子どもの興味を育む一助となるでしょう。

上記の話題の他にも、推薦受験も始まった季節ということもあってか、学校や学習、こどもに関するトピックへのアクセスが増えました。

台湾の大学が日本人向けに学費も生活費も無料で提供!
台湾の大学が、日本人留学生に学費と生活費を無料で提供する特別な留学制度を開始。エンジニア不足を解消するためにTSMCが支援し、日本と台湾の架け橋となる人材を育成します。
あなたの声は大切だよ:家族に気持ちを伝える大事さ
こどもの意見を聴くことは、心の健康や自信を育てるためにとても重要です。家庭でこどもの声を大切にすることで、生活の質を向上させることができます。

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記事作成者

清水 裕矢

株式会社Progress CFO / 一般社団法人こども未来投資プロジェクト 代表理事

学習塾講師等を経て、2006年に外資系産業ガス企業で財務経理・人事総務責任者となる。以降複数企業にて財務経理責任者やCFOを歴任。現在も複数企業の会計アドバイザー等を務める。社会・経済探究・金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
2023年11月30日に「キッズノミクス -クイズで学ぼう、お金と経済-」を発売。