【総合型選抜・学校推薦型選抜】合格を掴む!面接対策②

このシリーズでは、大学受験や大学についてお伝えしていきます。一緒に学んでいきましょう。

今回のテーマは「【総合型選抜・学校推薦型選抜】合格を掴む!面接対策②」です。過去の記事もぜひ参考にしてください。

【総合型選抜・学校推薦型選抜】合格を掴む!面接対策
今の大学受験のトレンド入試方式!総合型選抜・学校推薦型選抜

面接対策の基本

前回の面接対策では、面接準備のロードマップを提示しました。まだご覧になっていない方は、ぜひ確認してみてください。面接対策は「端的に」「インパクトのある内容で」伝えることが大切です。今回は想定される質問と回答の型について紹介します。

  • 志望理由
  • 自己PR
  • 大学で学びたいこと
  • 高校生活について
  • 将来の目標
  • 大学に関する質問
  • ニュースに関する質問

話し方ひとつで相手の印象は大きく変わります。以下の3つの型を身につけて、内容だけでなく伝え方でも良い印象を与えましょう。

  1. 結論+理由
    → 初心者におすすめ。端的で説明がしやすい。
    例:私の将来の理想像は世界の貧困問題を解決し、社会に貢献できる人材になることです。理由は…。
  2. 現状+課題+解決策
    → 慣れてきたら挑戦。話が散らばらず、順序立てて説明できる。
  3. PREP法(Point→Reason→Example→Point)
    → 自分の考えを論理的に伝える方法。練習を重ねて習得しましょう。持つことができました。

面接で最もよく聞かれるのは「志望理由」です。面接官は「どうしてこの大学を選んだのか」を知りたいのです。ただし、志望理由書を丸暗記して読み上げるだけでは好印象を与えられません。面接は発表会ではなく「会話」であることを意識してください。

  1. 将来の理想像+理由
  2. 大学で身につけたいこと+理由
  3. 高校で身につけたこと+理由
  4. その大学でしか学べないこと
回答の工夫ポイント
  1. 将来の理想像+理由
    最初に結論を端的に述べましょう。区切りを意識することでキーワードが際立ち、面接官にインパクトを与えられます。
  2. 大学で身につけたいこと+理由
    大学のカリキュラムを述べるだけでなく、人としてどう成長したいかを盛り込むと差別化ができます。将来の理想像から逆算して「どんな力を身につけたいのか」を考えましょう。
  3. 高校で身につけたこと+理由
    将来の理想像→大学で身につけたいこと→高校での取り組み、と逆算でつなげると説得力が増します。「before→after」のストーリー形式も効果的です。
    例:部活で方向性がまとまらない → 話し合いを重ねて意識向上 → チームが優勝 → リーダーシップを発揮。
  4. 志望大学でしか学べないこと
    大学のHPやパンフレットをしっかり調べましょう。他大学と比較して強みを把握し、教授の研究に注目すると説得力が増します。特に理系では教授との関わりが重要になります。

面接では「端的さ」と「インパクト」が重要です。回答を構成する型を練習し、自分の言葉で会話できるようにしましょう。準備を重ねることで自信を持って臨めるようになります。

お知らせ

オンライン大学受験予備校JADEでは、「無料進学相談」を実施しております。
「塾・予備校費用を下げたい」「進路がなかなか決まらずに悩んでいる」など高校生の方のお悩み事がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

記事作成者

赤川 聡 (Satoshi Akagawa)

オンライン大学受験予備校 JADE

大学卒業後から現在に至るまで教育業界に従事し、中学受験、高校受験、大学受験部門にて指導。校舎長、新規事業部立ち上げおよび事業部長、執行役員などを経験。長年の指導経験に基づいた、生徒一人ひとりに合わせた指導力が強み。