
【総合型選抜・学校推薦型選抜】大学入試で“非認知能力”が合否を分ける本当の理由!
このシリーズでは、大学受験や大学についてお伝えしていきます。一緒に学んでいきましょう。
今回のテーマは「【総合型選抜・学校推薦型選抜】大学入試で“非認知能力”が合否を分ける本当の理由!」です。
これまで受験生累計1,500名以上をサポートしてきました。また、今年も生徒から続々と嬉しい合格のご報告をいただいております。おめでとうございます。 今年の結果としては、私立大学の総合型選抜合格率100%、指定校推薦合格率100%でした。皆さんも、ぜひ合格を一緒に勝ち取っていきましょう。
評定だけでは決まらない?推薦入試で見られている力
「学校の成績(評定平均)は足りているから、推薦入試は受かるはず!」
もし今、そんな風に安心しているとしたら、少し注意が必要です。
昨今の大学入試、特に総合型選抜・学校推薦型選抜において、合否を大きく左右するのはテストの点数だけではありません。
面接官が本当に見ているのは、数値では測れない“非認知能力”です。

本記事では、
- なぜ今「非認知能力」が重視されているのか
- 実際の入試でどのように評価されているのか
を分かりやすく解説していきます。
数字では測れない「非認知能力」とは?
普段「学力」と呼ばれている、テストの点数や偏差値、IQなどで数値化できる力は「認知能力」と呼ばれます。
それに対して、数値では測れない「心や社会性のスキル」を非認知能力といいます。
今回は、特に重要な5つのスキルを整理します。
- 主体性:自ら課題を見つけ、自発的に行動する力
- 協働性:他者の意見を尊重し、チームで協力して目標を達成する力
- 粘り強さ(グリット):失敗しても諦めず、最後までやり抜く力
- 自己管理能力(自制心):感情や行動をコントロールし、計画的に進める力
- メタ認知:自分の強みや弱みを客観的に理解する力

例えば、少しの失敗で挫折してしまったり、周囲と協力できなかったりすると、大学での研究や社会に出てからの仕事でも行き詰まってしまいます。
だからこそ、社会で活躍できる人材を育てるために、この「目に見えない力」が今、大きく注目されているのです。
まずはこの5つを意識して、高校生活を過ごしてみてください。
部活動でも、日常生活でも構いません。
大切なのは、「意識すること」と「実際にやってみること」です。
なぜ今、大学入試で非認知能力が重視されるのか
では、なぜ大学側は学力以上に「非認知能力」を重視するようになったのでしょうか。
大きく3つの理由があります。
- 「正解のない時代」を生き抜くため
AIの進化により、「答えのある問題」は機械が処理できる時代になっています。
これからは、正解のない課題に対して、自分で問いを立て、解決策を考える力が求められます。
そのため、課題発見と解決の経験を積んできた人材が評価されるのです。 - 大学との「ミスマッチ」を防ぐため
総合型選抜・学校推薦型選抜を志望する中には、「年内で受験が終わるから」という理由で選ぶケースもあります。
しかし大学側は、
「この大学で何を学びたいのか」
「なぜこの大学でなければならないのか」
を明確に持っている学生を求めています。
つまり、主体性と目的意識を持っているかどうかが重要なのです。 - 国の教育方針として重視されている
文部科学省が掲げる「学力の3要素」には、以下が含まれています。
1.知識・技能
2.思考力・判断力・表現力
3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
この③がまさに非認知能力です。
つまり、国としても非認知能力を評価する方向にシフトしているのです。
志望理由書・活動報告書・面接で見られるポイント
では実際に、入試ではどのように評価されるのでしょうか。
- 志望理由書
評価される力:主体性・メタ認知
• なぜこの大学なのか
• 自分の将来と大学の学びがつながっているか - 活動報告書
評価される力:粘り強さ・実行力
• 困難にどう向き合い、どう乗り越えたか - 個人面接
評価される力:コミュニケーション力・自制心
• 想定外の質問に対して冷静に答えられるか
• 自分の言葉で伝えられるか
面接官が知りたいのは、「すごい実績があるかどうか」ではありません。
その経験を通して、どのように考え、どう成長してきたかです。
つまり重要なのは、
👉「成長の過程」をどう見せるか・どう伝えるか
ここで差がつきます。
まとめ:合格に近づくために、今からできる準備とは
先日も、総合型選抜・学校推薦型選抜を希望する生徒と打ち合わせを行いました。
その際、スケジュールを確認して大きく驚いていました。
想像していたものよりも準備期間が長く、さらに一般受験のスケジュールも並行して考える必要があるからです。
つまり、総合型選抜は「思っている以上に早く準備が必要な入試」なのです。
今回お伝えした「非認知能力」も、短期間で身につくものではありません。
だからこそ、早く動き出すことが重要です。

少しでも大学に興味を持ったら、
- 受験方式
- 出願条件
- 必要な準備
をぜひ早めに調べてみてください。その一歩が、合格への大きな差になります。
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記事作成者

赤川 聡 (Satoshi Akagawa)
オンライン大学受験予備校 JADE
大学卒業後から現在に至るまで教育業界に従事し、中学受験、高校受験、大学受験部門にて指導。校舎長、新規事業部立ち上げおよび事業部長、執行役員などを経験。長年の指導経験に基づいた、生徒一人ひとりに合わせた指導力が強み。


