【高2から始める】実績ゼロでも大丈夫!総合型選抜「0→1」合格ロードマップ

このシリーズでは、大学受験や大学についてお伝えしていきます。一緒に学んでいきましょう。

今回のテーマは「【高2から始める】実績ゼロでも大丈夫!総合型選抜「0→1」合格ロードマップ」です。
これまで受験生累計1,500名以上をサポートしてきました。また、今年も生徒から続々と嬉しい合格のご報告をいただいております。おめでとうございます。 今年の結果としては、私立大学の総合型選抜合格率100%、指定校推薦合格率100%でした。皆さんも、ぜひ合格を一緒に勝ち取っていきましょう。

「もう高2の後半だけど、志望校が決まっていないのですが…」

面談の場で、保護者の方からよく聞く言葉です。実は、志望校の探し方は誰も教えてくれません。自分で探していくしかないのが現実です。

この「志望校が決まらない」という壁に、いつ辿り着くかで準備期間は大きく変わります。早ければ早いほど有利なのは間違いありません。

一方で最近は、「年内入試」という言葉のイメージから、「楽に」「早く」合格できるのでは、と考える生徒や保護者も少なくありません。しかし、先にお伝えしておきますが、総合型選抜や学校推薦型選抜も立派な入試です。決して楽なものではありません。

ただし、年内に合格を手にできるチャンスがあることも事実です。そのためには、自分の特性を正しく見極め、戦略的に動くことが重要になります。

総合型選抜は、今から動き出せば、実績ゼロからでも十分に合格を狙えます。特別な才能よりも、「行動量」と「戦略」が結果を分けます。

今回は、今日から取り組める具体的な行動と、高3の受験本番までのロードマップをお伝えします。

まず、入試時期の違いを整理しておきましょう。一般選抜は、1月後半から本格的に始まります。一方、総合型選抜は、一般選抜よりも早く、9月頃からスタートします。

そのため、十分な準備期間が必要になります。高3になってから動き始めると、どうしても時間が足りません。

高2生は、部活動や学校行事で忙しい時期ではありますが、見方を変えると「ネタ」を探す視点を持ち始める絶好のタイミングでもあります。華やかな実績がなくても、「自分で問いを立て、行動した過程」そのものが評価対象になるのが総合型選抜の特徴です。

以下は、あくまで一例ですが、総合型選抜に向けたおおまかな流れです。

  • 高2 1月〜3月:自己分析、興味の発見、小さなアクション
  • 高3 4月〜6月:活動の深掘り、実績づくり、オープンキャンパス参加
  • 高3 7月〜9月:志望理由書作成、面接・小論文対策
  • 高3 9月〜:出願・受験

すべての大学に当てはまるわけではありませんが、入試時期から逆算すると、「今」動き始める必要があることが分かります。

  1. 行動1:まずは自己分析(いちばん時間がかかる)
    時間がかかる項目ですが、避けては通れません。過去の経験をできるだけ多く書き出してみましょう。部活動、趣味、日常で感じた違和感などを並べ、共通点を探していきます。深掘りの仕方次第で、内容は大きく変わってきます。
  2. 行動2:身近な「不便・不満」からテーマの種を拾う
    いきなりSDGsのような大きなテーマを掲げる必要はありません。例えば、重い教科書を毎日持ち歩くこと、地元商店街の衰退、部活動の非効率な練習方法など、身近な「不便」「不満」に目を向けてみてください。そこに、自分の関心の種が隠れていることがあります。気づいたことは、必ず書き出しておきましょう。
  3. 行動3:小さくアウトプット(話す・書く・残す)
    調べるだけで終わらせず、自分の目で見てどう感じたのかを言葉に残すことが大切です。友達や保護者に話してみるのも良い方法です。こうした小さな行動が、やがて志望理由書の材料になっていきます。話すことで、新しいアイデアが生まれることも少なくありません。

「実績がないので、とりあえずボランティアをした方がいいですか?」という質問をよく受けます。

もちろん、ボランティア活動そのものは素晴らしい経験です。しかし、興味のない活動を形だけ行っても、評価にはつながりません。大学が見ているのは、活動の内容そのものよりも、あなた自身の「主体性」です。 「自分が面白いと感じること」を軸に行動することが、結果的に評価につながります。

共通テストが終わり、高2生も少しずつ動き始めています。その中で、焦りを感じている方もいるかもしれません。

大学合格をゴールとするならば、「自分にとっての最短ルートは何か」を戦略的に考える習慣を身につけましょう。総合型選抜は、受ければ受かる入試ではありません。日々の積み重ねと自己研鑽の先に、合格があります。

また、総合型選抜を目指す場合でも、一般選抜で得点できる学力を伸ばす努力は欠かせません。どちらも大切な“両輪”です。

この記事を読み終えたら、ぜひ今日から一つでも行動を始めてみてください。

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記事作成者

赤川 聡 (Satoshi Akagawa)

オンライン大学受験予備校 JADE

大学卒業後から現在に至るまで教育業界に従事し、中学受験、高校受験、大学受験部門にて指導。校舎長、新規事業部立ち上げおよび事業部長、執行役員などを経験。長年の指導経験に基づいた、生徒一人ひとりに合わせた指導力が強み。