

【総合型選抜】ユニークな入試形式編!5
このシリーズでは、大学受験や大学についてお伝えしていきます。一緒に学んでいきましょう。
大学受験は今、大きく変わりつつあります。学力試験だけでなく、「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」など、多様な入試方式が注目されています。
今回は、中部地方の南山大学経済学部のユニークな「総合型選抜」についてご紹介します。保護者の方や高校生の皆さん、ぜひ今後の進路選びの参考にしてください。
総合型選抜とは?
大学受験は今、大きく変わりつつあります。学力試験だけでなく、「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」など、多様な入試方式が注目されています。
今回は、中部地方の南山大学経済学部のユニークな「総合型選抜」についてご紹介します。保護者の方や高校生の皆さん、ぜひ今後の進路選びの参考にしてください。

南山大学経済学部の総合型選抜の特徴
南山大学経済学部の総合型選抜は、自分の志望や意欲をアピールできる「プレゼンテーション型」です。
主な選抜内容は以下の3つです。
- 書類審査
- 小論文
- プレゼンテーション
募集人数は10名と少数精鋭。各ステップで自分の個性や考えをしっかり伝えることが求められます。
選抜スケジュール(2025年度)
第1次審査(書類)
・出願期間:9月1日(月)~9月5日(金)
・合格発表:9月22日(月)
第2次審査(小論文・プレゼンテーション)
・出願期間:9月23日(火)~9月29日(月)
・試験日:10月18日(土)
・合格発表:11月4日(火)
ポイント
第1次審査の出願は9月初旬。8月中には書類を仕上げる必要があります。また、第2次審査も出願から試験まで約1か月しかありません。
6月~7月:情報収集、8月:小論文・書類作成、9月~10月:小論文・プレゼン練習と、逆算して計画的に準備しましょう。
南山大学経済学部が求める学生像
経済学部は教育の目的、ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーに基づき、次のような人を受け入れます。
【Ⅰ 知識・技能】
経済学部で学ぶために十分な高等学校卒業レベル以上の基礎学力(特に、外国語、国語、数学、歴史に関する知識・技能)を身につけている。
【Ⅱ 思考力・判断力・表現力】
自身の考えを口頭または文章で的確に表現できる
【Ⅲ 主体的に学習に取り組む態度】
社会・経済に強い関心を有し、経済学部で学ぶ知的総合力を活かして社会に貢献する意欲を持っている。
南山大学経済学部では、3つの項目を重視しております。
Ⅰ知能・技能
「高等学校卒業レベル以上の基礎学力」と記載がありますので、日頃から学習を怠らないようにしましょう!
Ⅱ思考力・判断力・表現力
「自身の考えを口頭または文章で的確に表現できる」とあります。つまり、プレゼンテーション・小論文の試験で自分の考えを伝えてくださいと事をメッセージにいれてくれています。特に「自分の考え」という部分は、必ず自分の考えの根拠などをプレゼンテーション・小論文でも入れていきましょう!
Ⅲ主体的に学習に取り組む態度
「社会・経済に強い関心を有し」とあります。つまり、大学からのメッセージを汲む事が大事です。経済だけでは無く、社会にも目を向けてくださいというメッセージです。

高校生では、社会や経済という言葉にピンとこない方が多いかと思います。日頃からニュースなどに興味関心を持つ必要があります。また「経済学部で学ぶ知的総合力を活かして社会に貢献する意欲を持っている。」とあります。どう社会貢献できるかを自分の考えで伝えるかも評価対象になっていますので、しっかりと考える練習をして行きましょう。
まとめ
南山大学経済学部の総合型選抜は、自分の意欲や考えをしっかり伝えたい方にぴったりの入試方式です。大学や学部によって選抜方法が異なるため、早めの情報収集と計画的な準備が合格へのカギとなります。
次回は南山大学経済学部特集第2弾をお届け予定です。どうぞお楽しみに!

お知らせ
オンライン大学受験予備校JADEでは、「無料進学相談」を実施しております。
「塾・予備校費用を下げたい」「進路がなかなか決まらずに悩んでいる」など高校生の方のお悩み事がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
記事作成者

赤川 聡 (Satoshi Akagawa)
オンライン大学受験予備校 JADE
大学卒業後から現在に至るまで教育業界に従事し、中学受験、高校受験、大学受験部門にて指導。校舎長、新規事業部立ち上げおよび事業部長、執行役員などを経験。長年の指導経験に基づいた、生徒一人ひとりに合わせた指導力が強み。