こども経済メディア キッズノミクス で紹介したニュース記事から、毎週1週間でアクセスが多かったり、世間で話題となったニュース記事を紹介します。
ぜひお子様と一緒に読んで、会話のきっかけや「どう感じるか?どう考えるか?」を聞いてみてください。

※日付は投稿日

アメリカでは景気を支えるため、アメリカ中央銀行(FRB)が0.5%の利下げを決めました。これはお金を借りやすくし、企業や個人の消費を増やして経済を活発にするための措置です。一方、日本では物価上昇を抑えるために段階的な利上げが検討されています。利上げによりお金を借りるコストが上がり、消費が控えられることでインフレを抑え、物価を安定させる効果が期待されています。
利上げと利下げは、それぞれの国の経済状況に合わせて異なる対策が取られていますが、これまでアメリカは高金利、日本が低金利というまったく逆の状況が円安を誘導していました。これが真逆になることで円高となる要因になります。

その他、引き続きディズニー離れの記事の他には、今年は天候の関係で中止や延期が頻発した花火大会で「使われなかった花火はどうなるか」という記事、ガストなどに導入されていてすっかりおなじみとなったレストランロボットの新型紹介記事などにも注目が集まりました。

※日付は投稿日

その他の話題やアクセスが多かった記事として「私立大学の60%は定員割れ」が挙げられます。
少子化の影響で、私立大学の約6割が定員割れを起こしており、特に地方の小規模大学が厳しい状況に直面しています。18歳人口の減少や大都市圏の人気大学への集中が、入学者数の減少につながっています。国公立大学は学費が安い一方、私立大学は自立した経営を求められ、学費や寄付に頼る必要があります。大学経営は企業と同様に、魅力的な教育サービスを提供し、学生を引き付ける努力が求められており、大学の再編や統合も視野に入れた今後の対策が重要視されています。保護者の皆様も、進学先選びには大学の経営状況や教育内容の質にも気を配る必要がありますね。

その他、「スマホ版どうぶつの森サービス終了」やポケモンとキャラクターが似ていると話題になったパソコンゲーム「パルワールドが任天堂に訴えられる」といった任天堂関連の記事も注目されています。

【無料オンラインイベント】8/25(日)「第3回 クイズで学ぶ!お金と社会のつながり」
詳しくはこちらまで。


記事作成者

清水 裕矢

株式会社Progress CFO / 一般社団法人こども未来投資プロジェクト 代表理事

学習塾講師等を経て、2006年に外資系産業ガス企業で財務経理・人事総務責任者となる。以降複数企業にて財務経理責任者やCFOを歴任。現在も複数企業の会計アドバイザー等を務める。社会・経済探究・金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
2023年11月30日に「キッズノミクス -クイズで学ぼう、お金と経済-」を発売。