こども経済メディア キッズノミクス で紹介したニュース記事から、一定期間におけるアクセス上位記事や、世間で話題となったニュース記事を紹介します。
ぜひお子様と一緒に読んで、会話のきっかけや「どう感じるか?どう考えるか?」を聞いてみてください。

  1. 復活!「生食感チェルシー」:地域経済を動かす限定商品
  2.  ユニクロの好調決算:過去最高益でも株価下落のなぜ
  3. Uber Eatsが届かない:報酬が減って配達員がいないから?
  4.  キャベツが500円!? でも実はこれが本当の値段?
  5.  東京ばっかりズルい?子育て支援格差はなぜ起こる?

Uber Eatsが届かない:報酬が減って配達員がいないから?
Uber Eatsは、多くの家庭に便利さを提供しています。しかし、その便利さの裏には、いくつかの深刻な課題が潜んでいます。まず、配達員の報酬低下や人手不足により、配達の遅延やキャンセルが増加している現状があります。これにより、利用者の不満が高まりつつあります。

さらに、配達キャンセルが発生すると、作られた食品が廃棄されるケースが多く、食品廃棄(フードロス)の問題が深刻化しています。特に年末年始には特別インセンティブが導入されましたが、報酬体系の透明性に疑問を感じる声もあります。

これらの問題は、配達員や利用者だけでなく、社会全体に影響を及ぼしています。家庭でフードデリバリーを利用する際、こうした課題について考えることは、サービスの未来や持続可能性を議論する良い機会になるでしょう。

 キャベツが500円!? でも実はこれが本当の値段?

最近、キャベツの価格が全国的に高騰し、1玉600円を超えることもあります。その主な原因には、次のような要素があります。

  • 天候不順:異常気象によりキャベツの生産量が減少
  • 燃料費の高騰:輸送コストが上昇
  • 農業コストの上昇:肥料や農業機械の維持費が増加

この価格高騰をきっかけに、親子で食材の流通や価格の仕組みについて話し合ってみませんか?日常の食材がどのように私たちの食卓に届くのかを考える良い機会になるはずです。

家で作ってもカレーライスは1杯377円!カレーライス物価指数過去最高!
レーライス指数が377円と過去最高値を記録し、家庭の食費に大きな影響を与えています。お米の価格高騰や円安、光熱費の上昇が主な要因です。
外食でのカレーライス平均価格も768円に達し、家庭調理費用の約2倍となっています。これにより、家庭での節約術やエコ調理法の工夫が求められています。

この記事では、カレーライス指数の背景や価格高騰の原因を解説しています。

教育情報メディア ACTIVE! と こども経済メディア キッズノミクス 共同企画として、大学の先生インタビューを掲載しています。こちらもぜひ御覧ください。
それぞれの大学の経済学部でどんな学びがあるのか、先生の経済に対する考え方などを通じて「経済」をもっと身近に感じていただければと存じます。

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摂南大学
経済学部長 柳川 隆 先生

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立命館アジア太平洋大学
国際経営学部  梁 晸宇ヤン ジョンウ 先生

【無料オンラインイベント】8/25(日)「第3回 クイズで学ぶ!お金と社会のつながり」
詳しくはこちらまで。

記事作成者

清水 裕矢

株式会社Progress CFO / 一般社団法人こども未来投資プロジェクト 代表理事

学習塾講師等を経て、2006年に外資系産業ガス企業で財務経理・人事総務責任者となる。以降複数企業にて財務経理責任者やCFOを歴任。現在も複数企業の会計アドバイザー等を務める。社会・経済探究・金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
2023年11月30日に「キッズノミクス -クイズで学ぼう、お金と経済-」を発売。