こども経済メディア キッズノミクス で紹介したニュース記事から、一定期間におけるアクセス上位記事や、世間で話題となったニュース記事を紹介します。
ぜひお子様と一緒に読んで、会話のきっかけや「どう感じるか?どう考えるか?」を聞いてみてください。

  1. 女性CAが多いのはなぜ?航空業界の“意外な偏り”
  2. ストップ高とストップ安が同じ日に?メタプラネットの株価とビットコインの関係
  3. 現金NGで困惑?マナー違反のセルフレジ放置が増える理由
  4. 消費税減税は本当に効果がある?専門家の85%が反対する理由
  5. ランドセルが4キロ超!?「ランドセル症候群」の原因と対策

女性CAが多いのはなぜ?航空業界の“意外な偏り”

飛行機に乗ると客室乗務員(CA)が女性ばかりだと感じることはありませんか?実は航空業界では、パイロットや整備士はほとんどが男性、客室乗務員は女性が多数という職種ごとの偏りがあります。JALとお茶の水女子大学がその背景を調べる共同研究を始め、性別に関係なく活躍できる職場づくりを目指しています。
世界では男性CAや女性パイロットも増えており、日本でも少しずつ変化が見られます。古いイメージや教育の影響がこの偏りに関係しているという指摘もあります。これからの社会では、子どもたちが性別にとらわれず自由に仕事を選べる環境がますます大切になりそうです。

ランドセルが4キロ超!?「ランドセル症候群」の原因と対策

小学生が毎日背負うランドセルが重すぎて、肩こりや腰痛、登校へのストレスなど体と心に影響が出る「ランドセル症候群」が広がっています。
昔は持ち物が少なく大きな問題にはなりませんでしたが、今は教科書の大型化やタブレットなどの増加で荷物が平均4〜6キロに。これは子どもにとって大人の10キロ以上に相当する重さです。
文部科学省も教科書の軽量化を進めており、家庭や学校が協力することが求められています。親として、子どもの体への負担に気づき、日々の通学を見直すきっかけになるニュースではないでしょうか。

マクドナルドハッピーセット「ちいかわコラボ」で大混乱!転売ヤーが引き起こす問題
2025年5月、マクドナルドのハッピーセットが「ちいかわ」や「マインクラフト」とのコラボで発売され、発売初日に長い行列ができるほどの人気となりました。
おもちゃ目当てに何度も購入する人がいる一方で、フリマアプリでは高額で転売されるケースも多く、本当に欲しい子どもたちに届かない事態が問題視されています。マクドナルド側も購入制限を設けるなどの対策を始めていますが、社会全体で公平な購入方法を考える必要があります。
家庭でも、こうした身近な出来事から経済や社会のしくみについて子どもと話し合ってみるよいきっかけになるかもしれません。

記事作成者

清水 裕矢

株式会社Progress CFO / 一般社団法人こども未来投資プロジェクト 代表理事

学習塾講師等を経て、2006年に外資系産業ガス企業で財務経理・人事総務責任者となる。以降複数企業にて財務経理責任者やCFOを歴任。現在も複数企業の会計アドバイザー等を務める。社会・経済探究・金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
2023年11月30日に「キッズノミクス -クイズで学ぼう、お金と経済-」を発売。