

大学の進路選び、どの大学・学部が今最も注目されているかご存じですか?
2026年大学受験に向けて、河合塾が発表した国公立大学の「経済・経営・商学系」「理学系」学部の最新難易度ランキングTOP10をご紹介します。
少子化や共通テストの影響で変化する大学選びのトレンド、今どんな学部が人気なのか、将来のキャリアにどう影響するのか、一緒に考えてみませんか?
経済・経営・商学系 難易度ランキングTOP10(2026年予想・前期日程)
- 東京大学(文科二類)【共通テスト得点率88%】
- 京都大学(経済-経済経営理系)【88%】
- 京都大学(経済-経済経営文系)【87%】
- 一橋大学(商)【85%】
- 横浜市立大学(国際商-国際商B方式)【85%】
- 大阪大学(経済-経済・経営)【85%】
- 一橋大学(経済-経済)【84%】
- 神戸大学(経営-経営)【83%】
- 神戸大学(経済-経済(数学・英数・総合))【83%】
- 東北大学(経済-理系)【83%】
※カッコ内は共通テスト得点率。河合塾予想より

理学系 難易度ランキングTOP10(2026年予想・前期日程)
- 東京大学(理科一類)【90%】
- 東京大学(理科二類)【89%】
- 京都大学(理-理)【87%】
- 東京科学大学(情報理工)【84%】
- 東京科学大学(理)【83%】
- 東北大学(理-数学系/理-物理系)【83%】
- 名古屋大学(情報-自然情報)【82%】
- 東北大学(理-化学系/理-地球科学系/理-生物系)【82%】
- 大阪大学(理-数学/理-物理/理-化学/理-生物科学/理-生命理学)【81%】
- 筑波大学(理工-数学/理工-物理/理工-化学)【81%】
※カッコ内は共通テスト得点率。河合塾予想より

トレンド考察
- 都市部の難関国公立大学が依然として高い人気と難易度を維持
- データサイエンスやAI、情報系など理学系の新設学部・学科が注目されており、将来の職業選択を意識した学びが重視される
- 少子化の影響で地方大学の難易度はやや低下、安全志向で共通テストのみ受験できる大学への志望が増加
- 経済・経営・商学系では国際系や英語重視の学科もランクインし、グローバル志向の高まりが見られる
まとめ

- 経済・経営・商学系、理学系ともに都市部の難関国公立大学が人気
- 理学系は情報・データサイエンス系の新設学部に注目
- 少子化で地方大学の難易度はやや低下傾向
- 共通テスト利用やグローバル志向が進路選びのキーワード
- 安全志向と将来のキャリアを意識した学部選びが重要
2026年入試では、私立大学でもAI・データサイエンス系学部の新設が相次ぎ、早稲田大学や慶應義塾大学などの理系学部の難易度も上昇傾向です。
進路選びは偏差値や難易度だけでなく、将来の社会や職業の変化を見据えた視点がますます重要になっています。
都市部の難関大学や新設学部の人気は、社会のニーズや時代の変化を反映しています。
ご家庭で「どんな力を身につけてほしいか」「どんな未来を描きたいか」を話し合うきっかけに、最新ランキングを活用してみてください。
変化の激しい時代だからこそ、柔軟な情報収集と多角的な視点が進路選びのカギです。
お子さんの未来の可能性を広げる進路選びを、一緒に考えてみませんか?
以下は本記事のもとになったKei-Net(河合塾運営)のウェブサイトです。

入試難易予想ランキング表は、河合塾が予想する各大学の入試難易度(ボーダーライン)を一覧にしたものです。志望校合格のためにどのくらいの得点や偏差値が必要になるのかを認識したうえで、受験計画を立てましょう。