学校の勉強、本当に役に立つの?

「この勉強って将来使うの?」とお子様に聞かれたことはありませんか?実は、社会に出てから役立つ科目は意外と多いのです。
株式会社R&Gが実施した調査によると、大人になって「学んでおいてよかった」と思う科目のトップは数学・国語・英語でした。では、どんな場面でこれらの知識が活きているのでしょうか?

  • 調査期間:2024年12月24日~27日
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 調査対象:20代以上の全国の男女
  • 調査機関:株式会社R&G
  • 有効回答数:499人(女性327人/男性172人)
  • 回答者の年代:20代 19.6%/30代 32.7%/40代 28.3%/50代以上 19.4%

大人になって役立った科目ランキング

出典元:株式会社R&Gプレスリリースより
  • お金の計算や仕事のデータ分析など、生活のさまざまな場面で活躍。
  • 論理的思考力を鍛えるため、問題解決能力が向上。
  • 仕事のメール作成やプレゼン資料の作成に必要。
  • コミュニケーション能力を高めるのに重要。
  • 海外旅行や仕事での英語対応に役立つ。
  • 英語が分かると、映画やニュースの情報収集の幅が広がる。
  • 料理や裁縫、家計管理など、生活に直結するスキルを学べる。
  • 世界情勢やニュースの背景を理解しやすくなる。
  • 科学的な視点で物事を考える力がつく。
  • 体育:健康管理やスポーツ趣味に貢献。
  • 地理:旅行や仕事で訪れる地域の理解に役立つ。。

社会人が「学校で必修にすべき」と思う科目

出典元:株式会社R&Gプレスリリースより
  • 税金、投資、年金など、社会に出てから必要な知識。
  • 「知らないと損をする」ことが多い分野。
  • SNSの正しい使い方やフェイクニュースの見極めが重要。
  • AI技術の理解と活用が、今後の仕事や生活で求められる。
  • 生活やビジネスで役立つ法律知識。
  • 健康的な食生活を送るための知識。

今回の調査結果から、以下のような教育トレンドが見えてきます。

  • 実生活に役立つ学びの重要性
    「算数・数学」「国語」「英語」などの基礎科目が大人になって役立つ一方、「お金関連」や「法律」「ネット・メディアリテラシー」など、社会に出た後に必要だったと感じる科目を学びたかったという意見が多く見られました
  • デジタルリテラシーの向上
    インターネットやSNSの普及により、「ネット・メディアリテラシー」や「IT・プログラミング」への関心が高まっています。
    • フェイクニュースやSNSトラブルを防ぐため、正しい情報を見極める力が求められています。
  • AI・テクノロジーの活用
    「AI関連」や「IT・プログラミング」の学習希望が多いことから、将来のキャリアにおいてテクノロジーの活用が不可欠であることがうかがえます。
    • 早期の学習が、デジタル社会に適応する鍵となりそうです。
  • 金融リテラシーの必要性
    「お金関連(金融・投資・経済・税)」が圧倒的な支持を得たのは、税金や社会保障、投資の知識が実生活で必要とされるからではないでしょうか。
    • 学校教育でも金融リテラシーを体系的に学ぶ機会が求められています。
  • 言語学習の新たなニーズ
    「英語」だけでなく、「第三言語(中国語・韓国語)」の学習希望も増加。国際化が進む中、英語以外の言語がキャリアの強みになると考える人が増えています。
  • 大人になって役立つ科目のトップは「数学・国語・英語」。
  • お金の知識やネットリテラシーは「学校で学びたかった」との声が多い。
  • AIやプログラミングなど、未来に必要なスキルへの関心が高い。
  • 歴史や地理など、趣味や仕事に活かせる科目も人気。
  • 教育のあり方を見直し、実生活で役立つ学びを増やすべき。

お子様に「この勉強って何の役に立つの?」と聞かれたことはありますか?
日々の買い物での計算や、ニュースを正しく理解する力、将来の仕事に必要なスキルなど、学校で学ぶことがどのように活かされるのかを考えてみると面白いかもしれません。
親として、どんな科目が将来役立つと感じますか?
この機会に、お子さんと一緒に話し合ってみてはいかがでしょうか?

以下は本記事のもとになった株式会社R&Gプレスリリースです。

【大人になって役立った学校の科目ランキング】男女499人アンケート調査 | 株式会社R&Gのプレスリリース

株式会社R&Gのプレスリリース(2025年3月7日 10時37分)【大人になって役立った学校の科目ランキング】男女499人アンケート調査