2024年は新NISA導入をはじめとする金融補助制度が普及してきました。
家計簿アプリ“OsidOri”の調査では、20-40代の家族がどのように貯金や投資に向き合っているか、意外な実態が浮かび上がっています。この記事では、そんなアンケート結果をもとに、資産形成を進めるコツをご紹介します。
8割がNISAを利用、お金の勉強はSNS、2025年に向けた20-40代の家族のお金の意識変化について。 | 株式会社OsidOriのプレスリリース
株式会社OsidOriのプレスリリース(2025年1月6日 09時30分)8割がNISAを利用、お金の勉強はSNS、2025年に向けた20-40代の家族のお金の意識変化について。
貯金・投資状況の現状と格差の広がり
2024年の貯金は計画的に」と言われますが、現実はどうでしょうか?アンケート結果を見ると、貯金額に大きな差が出ていることがわかります。
- 貯金状況:
- 30-40代では、200万円以上貯金している人が約25%。一方で、50万円未満の人も約30%に上ります。
- 20代では、50万円未満が40%台と多いですが、100万円以上200万円未満の人も26.1%と堅実な一面が見えます。
「まだ余裕がないから」と思う人も多いかもしれませんが、少しずつでも計画を立てていくことが大切です。
投資への意識は高い?NISAの活用状況
調査では、投資を行う人の割合が全体の約9割に上ることが明らかになりました。特に注目したいのがNISAの利用状況です。
- NISAの利用率:
- 全体で80.1%と高水準。
- 20-30代で特に高い利用率を示しています。
一方で、個人型確定拠出年金(iDeCo)の利用率は全体で34%と伸び悩み中。20代ではわずか19.6%にとどまっています。「将来のために」と思いつつも、まだ利用に踏み切れていない人が多いようです。
お金の情報、どこで学ぶ?
「どうやってお金について学んでいますか?」という質問には、SNSを利用する人がトップという結果に。
- 情報収集手段:
- SNS: 66.6%
- ブログ・ネット記事: 49.8%
- 書籍・新聞: 37.1%
いつでも気軽にアクセスできるSNSやネット記事が主流となっています。ただし、情報の信頼性を見極めることが大切です。正しい知識を得ることで、将来の不安を減らせるはずです。
日経平均株価や物価高が与える影響
新年早々、日経平均株価は4万円前後で推移していますが、一方で物価高は続いています。こうした経済状況は家計にどう影響しているのでしょうか?
- 物価高の影響:
- 家計の負担が増し、節約意識が高まっています。
- 資産運用の重要性:
- 株価の変動を見据えた計画的な投資が求められます。
物価や株価の動きに惑わされず、長期的な視点で計画を立てることが大切です。
家族で楽しむ資産形成のポイント
お金の話題は難しい、と思う方もいるかもしれませんが、家族みんなで楽しみながら取り組むことがポイントです。
- まずは話し合いから:
- 「家族でどれくらい貯金したいか」「どんな将来を目指したいか」を共有しましょう。
- 小さな目標を立てる:
- 毎月少しずつでも貯金や投資を続けることが大切。
- 便利なアプリを活用:
- 家計簿アプリを使えば、家族みんなで進捗を確認できます。
家族みんなで取り組めば、楽しさも倍増します!
おわりに
2025年を迎えた20-40代家族の金融意識変化は、貯金や投資の重要性を再確認するきっかけとなっています。物価高や経済情勢の影響を受けつつも、NISAやiDeCoを活用した資産形成が進んでいます。
これからの時代、正しい情報を得て、家族で目標を共有することが成功へのカギです。「家族みんなで未来を描く」そんな楽しい資産形成を始めてみませんか?