日本語になった外来語たち#12:ポンチョ / poncho


雨の日に便利な「ポンチョ」。
実はこの言葉、もともとは南米の伝統的な衣装の名前だったことを知っていますか?
今では日本では「雨具」のイメージが強いですが、本来の意味や歴史を知ると面白い発見があります。
さあ、「ポンチョ」の秘密を一緒に学んでみましょう!
語源
- 言葉:poncho(ポンチョ)
- もとの原語:スペイン語
- もとの意味:南米の人々が身につける、頭からかぶるマント状の防寒着
- 日本語での使われ方:雨具として使われる、袖のないフード付きのかっぱの一種
日本語として使われるようになった背景
「ポンチョ」は、南米のアンデス地方などで古くから使われてきた防寒着がルーツです。
1枚の布に頭を通す穴を開けて作られ、寒さをしのぐだけでなく、民族衣装としても大切にされてきました。
日本には、アウトドア文化やファッションの影響で「ポンチョ型の雨具」が登場し、動きやすくて風でめくれにくいことから人気が出ました。
今では梅雨の時期やフェス、アウトドアで「おしゃれな雨具」としても親しまれています。

ちょっとした雑学
- 英語圏でも「poncho」はもともと防寒着としての意味が強いですが、レインポンチョという言葉も一般的になっています。
- 軍隊でも、ポンチョ型の雨具が採用されていて、テント代わりに使えるものもあります。
- 日本のポンチョは、カラフルで柄のバリエーションが豊富で、ファッションアイテムとしても注目されています。
- 南米では、ウールなどの天然素材で作られた暖かいポンチョが多く、地域ごとに模様や色が違います。
- 最近では、防水性の高いポンチョが防災グッズとしても人気です。
親子で話してみませんか
「ポンチョって、もともとは南米の人たちの防寒着だったんだって!雨の日に使うだけじゃなく、ファッションにもなるんだよ。
今度一緒に、今度アウトドアショップでいろんなポンチョを見てみようか?どんな色や柄がいいか、選んでみてね!」
