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文部科学省では「音読」について多くの情報が公開されています。その中から「すらすら読み」の箇所を以下にまとめました。
文部科学省が公開している「音読」
<すらすら読み/回数記録>
- 文学的文章・説明的文章とも、すらすら読めることがその後の学習の前提である。
- すらすら読めること自体が国語学力である。
- すらすら読めるようにさせる簡単で確実な方法は、繰り返し読ませることであり、その方法を工夫しなければならない。
- 何回読んだかを記録させるのは、繰り返し読むことの動機づけとなる。
すらすら読めることは「学習の前提」であり、すらすら読めること自体が国語学力である、と書かれています。
音読をすることで、文字、漢字の読み、文節の区切り等、生徒がどこでつまづいているのかがすぐにわかります。この「つまづき」にできるだけ早く気付いて、その「つまづき」に応じた学習サポートをすることが大切です。
目で文字を見て、声に出すことで、耳からその情報が入ってきます。視覚と聴覚を同時に刺激しますので、黙読と比べるとはるかに文章の理解が進むと言われています。
音読により脳の前頭前野が活性化することが分かっていますので、記憶力の向上にもつながります。学校の教科書や塾などの教材を使って、1日10分音読を継続しましょう。
記事作成者
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秦 有樹
株式会社Progress CEO / 株式会社インフィニットマインド 代表取締役
大学卒業後から現在に至るまで民間の教育機関で講師、フランチャイズ事業、総務、マーケティング、教材開発など幅広く職務に従事する。
2023/9/11 「ワーキングメモリを鍛える ながら脳トレ30」を出版。(4書店でビジネス書部門売上No.1を獲得)