社会・経済検定は小学生から大人まで受検できる11レベルの試験です。
今回は10級のサンプル問題を通じて、楽しみながらお金と社会の基本を学びましょう。
10級[主な対象:小学生(高学年)・中学生]は「経済や社会を学ぶ第一歩」として、お金の歴史や時事問題、商品の値段などから社会とのつながりを理解ます。

社会・経済検定10級サンプル問題

時事問題(ルールとマナー)

問題:「転売(てんばい)」が問題になる理由として正しいものはどれですか?

a. お店が増える
b. 欲しい人が買えなくなる
c. 値段が安くなりすぎる
d. モノが売れなくなる

b. 欲しい人が買えなくなる

人気商品を本来の価格より高く売る転売が増えると、本当に欲しい人が手に入れにくくなる問題があります。最近ではSwitch2やハッピーセットのちいかわコラボも話題になっていますね。

時事問題(少子高齢化)

問題:近年、日本では高齢化や少子化の影響で(     )が大きな問題になりつつあり、企業は生産性向上のためにロボットやAIを導入しています。

a.給料の増加
b.人手不足
c.物価の上昇
d.失業率の上昇

b. 人手不足

高齢化や少子化によって働く人が減っており、企業が必要とする人材を十分に確保できない「人手不足」が深刻な問題になっています。そのため、企業は生産性を上げる手段としてロボットやAIを導入しています。

a. 給料の増加:賃金が上がる場合もありますが、直接の問題ではありません。
c. 物価の上昇:インフレは別の経済現象で、高齢化・少子化による課題ではありません。
d. 失業率の上昇:労働人口が減っているので失業率は上がらず、この問題の解答には合いません。

おわりに

いかがでしたか?社会・経済検定10級の問題を解くことで、お金の使い方や社会の仕組みをじっくり考える練習になります。
親子で問題にチャレンジしながら、ぜひ感想や新たに気づいたことを話してみてください。

社会・経済検定のご紹介

社会・経済検定は、小学生から大人まで学び直しにも使える検定試験です。

  • 級:エントリー級(はじめて)から1級(大学生・社会人向け)まで11段階
  • 対象者:小学生高学年~中学生(低学年はエントリー級)~高校生~大学生・社会人
  • 試験形式:級ごとに選択式や記述式、上位級は面接(オンライン二次試験)あり
  • 時事問題:最新の社会・経済ニュースを題材に出題
  • 学び直し:学校の学習指導要領対応。大人のリカレント教育にも最適