

【総合型選抜・学校推薦型選抜】合格を掴む!面接対策③
このシリーズでは、大学受験や大学についてお伝えしていきます。一緒に学んでいきましょう。
今回のテーマは「【総合型選抜・学校推薦型選抜】合格を掴む!面接対策③」です。過去の記事もぜひ参考にしてください。
【総合型選抜・学校推薦型選抜】合格を掴む!面接対策①
【総合型選抜・学校推薦型選抜】合格を掴む!面接対策②
今の大学受験のトレンド入試方式!総合型選抜・学校推薦型選抜
面接対策の基本
前回の面接対策では、面接準備のロードマップを提示しました。まだご覧になっていない方は、ぜひ確認してみてください。面接対策は「端的に」「インパクトのある内容で」伝えることが大切です。今回は想定される質問と回答の型について紹介します。
よく聞かれる質問

- 志望理由
- 自己PR
- 大学で学びたいこと
- 高校生活について
- 将来の目標
- 大学に関する質問
- ニュースに関する質問
3つの型で印象を残そう
話し方ひとつで相手の印象は大きく変わります。内容に加えて、伝え方を工夫しましょう。以下は私が生徒によく伝える3つの型です。
- 結論+理由
→ 初心者におすすめ。端的で説明がしやすい。
例:私の将来の理想像は世界の貧困問題を解決し、社会に貢献できる人材になることです。理由は…。 - 現状+課題+解決策
→ 話が散らばりやすい人に有効。順序立てて説明できます。 - PREP法(Point→Reason→Example→Point)
→ 論理的で分かりやすく、自分の意見を整理して伝える方法。習得には練習が必要です。
自己PR完成までの4段階
自己PRを仕上げるためのポイントを4段階に分けて紹介します。
- 志望理由との一貫性
自己PRと志望理由の内容がつながっていることが重要です。 - 端的に、インパクトを与える
伝えたいキーワードを盛り込み、短い言葉で印象を残しましょう。 - 熱意を伝える
暗記ではなく、自分の言葉で会話をする意識を持つことが大切です。 - 自信を持って話す
不安があると目線をそらすなど無意識に出てしまいます。繰り返し練習して自信をつけましょう。
一度に4つを攻略するのではなく、1つずつ段階を踏んで進めていきましょう。
自己PRの構成はPREP法で!
自己PRに悩んでいる生徒のために、PREP法を活用した構成例を紹介します。
- 結論から始める
自分がどんな人間かを簡潔に述べましょう。「端的でインパクトのあるキーワード」を盛り込むことが効果的です。 - 理由や具体例を述べる
結論を裏付ける経験やエピソードを「状況→課題・目標→行動→結果」の流れで話します。成功体験だけでなく、そこからの学びや成長を強調しましょう。キーワードは「成長」です。 - 大学での学びと結びつけ、将来の目標を述べる
自分の強みや大学での学びを将来にどうつなげたいかを語ります。大学のカリキュラムや研究内容と結びつけ、さらに「社会でどう活躍したいか」「どんな人物になりたいか」を盛り込むと差別化できます。
まとめ
面接練習のスタート地点は誰もが同じです。ただし、練習回数やフィードバックの数で差が生まれていきます。今から始める方は、週1回の練習を目標にしてください。それだけで変化が見えてきます。また、自己練習も効果的です。スマホで動画を撮り、自分の表情や仕草をチェックして改善していきましょう。目線や手の動きなどを修正することで、より自信のある印象を与えられるようになります。

お知らせ
オンライン大学受験予備校JADEでは、「無料進学相談」を実施しております。
「塾・予備校費用を下げたい」「進路がなかなか決まらずに悩んでいる」など高校生の方のお悩み事がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
記事作成者

赤川 聡 (Satoshi Akagawa)
オンライン大学受験予備校 JADE
大学卒業後から現在に至るまで教育業界に従事し、中学受験、高校受験、大学受験部門にて指導。校舎長、新規事業部立ち上げおよび事業部長、執行役員などを経験。長年の指導経験に基づいた、生徒一人ひとりに合わせた指導力が強み。