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樹齢500年以上の市指定天然記念物“シダレザクラ”がお出迎え「小川諏訪神社」

福島県いわき市小川町

●「小川諏訪神社」とは

福島県いわき市小川町に鎮座する創建700年を迎えた小川諏訪神社。この神社の神紋は、梶の葉で、創建700年を祝し再建された新しい鳥居にもこの神紋がかけられています。

小川領主である小川入道義綱が反逆の疑いをかけられ、それを回避できたのは神仏の御加護であると感謝し、「諏訪大明神(長野県)」を分霊し、それが現在の「小川諏訪神社」の始まりとされています 鎌倉時代の元享2年(1322年)に創建され、本殿の左手前に立つご神木“シダレザクラ”は樹齢500年以上とされ、1999年(平成11年)4月には、市の天然記念物に指定され、いわき市はもちろん、福島県を代表する名桜の1つとされています。

毎年4月上旬から中旬にかけて咲き誇るシダレザクラを見ようと県内外からの多くの花見客でにぎわいます。特に期間中、ライトアップされた桜が夜の暗さをバックに幻想的に浮かび上がる姿は、日中の淡く優しいピンクの桜とは違う姿で、思わずため息が漏れるほどです。

●ご利益とご祭神

この神社のご利益は、五穀豊穣、無病息災、厄除け、商売繁盛、縁結びなどです。小川諏訪神社のご祭神は、「事代主神ころしぬし」と「建御名方神たけみなたか」で、これらの神々は、古来から日本の信仰の対象とされてきました。
また、境内には「小川稲荷大明神」も祀られていて、豊かな収穫や豊穣をもたらす神として信仰されており、地域の人々から深い信頼を寄せられています。

「小川諏訪神社」では、社務所で直書き・書置きで御朱印をいただくことができます。

月替わり御朱印は、お花やその月の行事(雛祭り、端午の節句など)の挿絵がとても可愛く、今回頂いた御朱印は冬限定御朱印「ビオラ」。他にも福寿草、水仙、チューリップ、ネモフィラなどがあります 毎月、“月詣”を通して12匹のウサギとその月の花やイラストを楽しんでみるのも1つかもしれません。「小川諏訪神社らしさ」と「感謝」を大事にされている宮司さんやスタッフさんのいるいわき市にある小川諏訪神社。

ぜひ、来年は春の時期に指定天然記念物“シダレザクラ”を見に行きたいものです。

この記事を書いたのは…

竹千代と同伴した大人たち

2024年4月より中学1年生。「家康になりたい」を執筆してくれた、中学1年生(2024.5月現在)竹千代さんの続編「竹千代とめぐる御城印・御朱印の旅」です。実際に竹千代さん・竹千代さんと同伴した大人たちが訪れた場所をご紹介します。