ニュースのポイント
- ゲームセンターの倒産・休廃業が増加
2023年には18のゲームセンターが倒産・休廃業。過去5年で最悪の件数。 - クレーンゲームが今やゲームセンターのスター
アーケードゲームからクレーンゲームへと人気が移り変わり、家族向けの店舗・コーナーが増加。 - 利益率は6%
100円で6円の儲け。電気代や景品代、人件費の上昇に伴い、儲かりにくくなっている。 - 経営は大変でも、新しい波が到来
アーケードゲーム主体だった小さいゲームセンターが経営難で減った一方で、ショッピングモール内の家族向けの大きなゲームセンターが増えてきた。
お子さまへの問いかけ例と解答例
ゲームセンターの倒産・休廃業が増加
問いかけ: 最近、ゲームセンターが減ってきているらしいけど、どうしてだろう?
回答例: 画面とコントローラーが一体化したアーケードゲームから、場所を取るクレーンゲームに人気が変わったから、昔ながらの小さなゲームセンターは商売がむずかしくなってきたんだって。
クレーンゲームが今やゲームセンターのスター
問いかけ:クレーンゲームってなんでそんなに人気なのかな?
回答例: クレーンゲームは、自分で動かして直接おもちゃを取れるから、ドキドキワクワクするんだよ。人気のキャラクターのグッズなんかもあるし、それがみんなを引きつけているのかもね。
利益率は6%
問いかけ: ゲーム1回100円で、お店はどれくらいもうかると思う?
回答例: ゲーム1回100円でもうかるお金は6円なんだって。1ヶ月で10万円をもうけるなら、だいたい167万円は売上が必要なんだよ。一人300円つかうなら、1ヶ月で5,567人が来てくれないといけないんだ。
経営は大変でも、新しい波が到来
問いかけ:あなたなら、どんなゲームセンターだと人気になると思う?どんなゲームセンターがあったらいいなと思う?
回答例: ※おこさまがどんなモノ、ゲームに興味があるのかを知るきっかけとしてください。
オンラインイベント「クイズで学ぶ!お金と社会のつながり」
日時:2024年4月21日(日)10:00-10:45
参加費:無料
対象学年: 新小学1年生~6年生
実施方法: オンライン(Zoomを利用)※参加者の映像を写す必要はございません
申込方法: 特設ページ申込フォームから
準備物:Zoomがインストールされたパソコンまたはタブレット・ インターネット通信環境
イベントファシリテイター:清水 裕矢(株式会社Progress CFO / こども未来投資プロジェクト 代表理事)
後援:防府市教育委員会
記事作成者
清水 裕矢
株式会社Progress CFO / 一般社団法人こども未来投資プロジェクト 代表理事
学習塾講師等を経て、2006年に外資系産業ガス企業で財務経理・人事総務責任者となる。以降複数企業にて財務経理責任者やCFOを歴任。現在も複数企業の会計アドバイザー等を務める。社会・経済探究・金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
2023年11月30日に「キッズノミクス -クイズで学ぼう、お金と経済-」を発売。