こども経済メディア キッズノミクス で紹介したニュース記事から、毎週1週間でアクセスが多かったり、世間で話題となったニュース記事を紹介します。
ぜひお子様と一緒に読んで、会話のきっかけや「どう感じるか?どう考えるか?」を聞いてみてください。

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先週は、大谷翔平選手の年俸についての記事がよく読まれました。契約当初はその金額が話題でしたが、それだけのお金を払っても所属球団であるドジャースは、それ以上に儲けることができるのか、という内容です。

また、週末には日本株が軒並み大幅下落。ここ最近は、完全にアメリカの景況感が株価に反映されています。昨年5~9月あたりは日本独自の株価推移でしたが、歴史的に見てもアメリカに連動するので、アメリカの不況不安がなくならないと、日本株の再浮上は難しいかもしれません。

その他、自民党次期総裁選候補者たちの「金融所得課税」に対するスタンスに関する記事や、100均ショップ「セリア」の円安による大量閉店記事もよく読まれています。

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その他の話題やアクセスが多かった記事として、オーストラリアの「休日に上司からの連絡に対応しなくてもよい法律」についてや、教師不足をAIで補うアメリカや日本の試みがあります。

会社役員や経営陣、個人事業主は別として、仕事とプライベートをわけることは労働者にとっては当然の権利ですが、日本に限らずどの国でも、業務時間外の対応を当然のこととするような暗黙のルールがあるようです。そんな中で、業務時間外に無給で業務対応することを、法律で規制する国が増えてきました。
私自身は、時間外に従業員が無給で対応する必要はないと考え、自分が企業や店にも営業時間外に対応することを求めません。ですが、それによってクレームが発生したり、上司からの評価が下がったりという現実があることも認識しています。
しかし、人手不足が深刻化する中で、働く人たちのQoL(Quality of Life)を企業運営と同じくらい大切にすることが、企業や経営陣には求められるのではないでしょうか。

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記事作成者

清水 裕矢

株式会社Progress CFO / 一般社団法人こども未来投資プロジェクト 代表理事

学習塾講師等を経て、2006年に外資系産業ガス企業で財務経理・人事総務責任者となる。以降複数企業にて財務経理責任者やCFOを歴任。現在も複数企業の会計アドバイザー等を務める。社会・経済探究・金融リテラシー講座 CA$H! 講師/カリキュラム・テキスト作成。
2023年11月30日に「キッズノミクス -クイズで学ぼう、お金と経済-」を発売。