金融広報中央委員会が2015~2016年に実施した「子どものくらしとお金に関する調査(第3回)」によると、小学生の7割強、中学生の8割強、高校生の約8割がお小遣いを「もらっている」と回答しています。

調査対象母集団のうち二人以上世帯で子どもがいる世帯に対して、その子どもに渡しているこづかいの金額を尋ね、平均値を算出したところ、中学生の平均は2,536円という調査結果が出ました。

金融広報中央委員会
子どものくらしとお金に関する調査(第3回)より

因みに、小学生は約1,000円高校生は5,114円でした。

お小遣いを通して、子どもは限られた予算の中でやりくりする管理能力が身につくことや、お金の大切さを学ぶ教育的な意味合いがあることから、金額の多少はさておき子育ての一環として考えると良いでしょう。また、仮にお小遣いを渡さなくても、月に2,000円を子どもがもらうというシミュレーションの下、ノートにレシートを貼るなどしてお金の管理をするということも立派な教育といえるではないでしょうか。

出典:
金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査(第3回)」
オリックス銀行「子どものお小遣い、平均額はいくら?いつからあげる?わかりやすく解説」
「つけるだけで節約力がアップする家計ノート」細野真宏著