学習の前提は「参加すること」
2020年4月から小学校にて全面実施された「新学習指導要領」では、以下を柱として、こどもたちの資質や能力を育むことが謳われています。
- 実際の社会や生活で生きて働く「知識及び技能」
- 未知の状況にも対応できる「思考力、表現力、判断力など」
- 学んだことを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力、人間性など」
これはこどもたちだけではなく、私たち大人も同様に求められる力ではないかと思わされる内容です。
こどもたちは「理解」、「習得」、「活用」等のステップを踏んで学習を進めますが、この前提として「参加すること」があります。
いま、「参加できない」こどもたちが増えています。
こちらは、広島大学大学院教授で一般社団法人ワーキングメモリ教育推進協会代表理事の湯澤正通先生のモデルです。
「こどもの実態」に即した学びを考えることも私たち大人に求められています。
記事作成者
秦 有樹
株式会社Progress CEO / 株式会社インフィニットマインド 代表取締役
大学卒業後から現在に至るまで民間の教育機関で講師、フランチャイズ事業、総務、マーケティング、教材開発など幅広く職務に従事する。
2023/9/11 「ワーキングメモリを鍛える ながら脳トレ30」を出版。(4書店でビジネス書部門売上No.1を獲得)