「ワーキングメモリ」が学びの鍵になること、そして、ワーキングメモリと読解力が深く関係することは脳科学的に広く知られています。

読解は、記憶として脳内にある言葉・語彙を保持しつつ操作して(文法に即して適切に組み合わせて)答えを導くことですから、ワーキングメモリが必須です。

文章を読む際には、言葉・語彙・文法などの知識を記憶から引き出して適切に使用することが重要ですが、引き出すこともワーキングメモリの働きです。

したがって、読解力の向上にはワーキングメモリ能力を向上させることが重要です。

読解力を高めるためには、語彙などの知識を持つことや併せてワーキングメモリに働きかけるトレーニングが重要です。

澤口俊之氏(認知神経科学者、元インフィニットマインド技術顧問)の寄稿
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読解力を高めるためには、語彙などの知識を持つことや併せてワーキングメモリに働きかけるトレーニングが重要です。

ワーキングメモリに働きかけるトレーニングは私たちのサイトにも掲載していますので、ぜひのぞきに来てください。ワーキングメモリに働きかけるトレーニングや、ワーキングメモリに働きかけながら取り組む文章読解のトレーニング等を公開しています。

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記事作成者

秦 有樹

株式会社Progress CEO / 株式会社インフィニットマインド 代表取締役 / 株式会社学研エデュケーショナル 取締役 / 一般社団法人こども未来投資プロジェクト 理事

大学卒業後から現在に至るまで民間の教育機関で講師、フランチャイズ事業、総務、マーケティング、教材開発など幅広く職務に従事する。
2023/9/11 「ワーキングメモリを鍛える ながら脳トレ30」を出版。(4書店でビジネス書部門売上No.1を獲得)