【第18話(最終回)】徳川家康をしのぶ

前回は大坂の陣、そして徳川家康の死について書いたので、今回は徳川家康にゆかりのある2つの城をご紹介します。

1つ目に紹介する城は、岡崎城(愛知県岡崎市)です。

岡崎城は徳川家康が生まれ育った城であり、今川氏から独立したときの城でもあります。

竹千代

徳川家康公騎馬武者像には、「厭離穢土おんりえど (えんりえど) 欣求浄土ごんぐじょうど」の文字があります。これは「けがれた戦国の世を平和な世の中にする」という意味です。

2つ目に紹介する城は、二条城(京都市中京区)です。

二条城は、徳川家康が江戸幕府初代将軍になった後に建てた城で、15代将軍徳川慶喜が大政奉還をした城でもあります。

竹千代

江戸幕府が滅んだ後の二条城は、皇室の別邸「二条離宮」となりました。なので、二条城の正式名称は「元離宮二条城もとりきゅうにじょうじょう」なのです。

「家康になりたい」の記事を書く中で、徳川家康の我慢強さ、忍耐強さにはほとほと感心しました。人質人生を送り、三河の家臣に裏切られ、武田信玄に大敗し、命がけで伊賀を越え、豊臣秀吉に臣従しながらも、こんな苦労の連続を耐え抜き、しまいには260年続く平和な世をつくり上げた徳川家康。ぼくはもうすぐ中学生になります。小学生の時よりもっと大きな苦難が待ち受けていると思います。でも、この徳川家康の人生を見習って、何事も我慢強くできたらな、と思います。

いままで「家康になりたい」を見てくださって本当にありがとうございました。この記事を読む中で、もし分からない人物や戦いがあったらぜひ調べてみてください。きっと新しい発見があるはずです。過去の歴史から学んだこと、偉人の人生から学んだことを自分の知識として取り入れてくださいね。今まで本当に本当にありがとうございました。

この記事を書いたのは…

竹千代

4月から中学1年生。小学校低学年のときに歴史漫画「徳川家光」を読み、特に戦国時代に関心を持つようになる。
魅力的な戦国武将がたくさんいる中で、最初に読んだ徳川家光の祖父、徳川家康が自分に何かが合っていると直感で感じた。